クロロプレンゴム

FRPとともにクロロプレンゴムの名前が

今日は堺市の長谷川議員、高石市の出川議員と共に三井化学に行ってきました。6月21日に発生した火災事故について、その後の検証結果などを伺うためです。

6月28日付で三井化学工場長より高石市長宛に事故報告書が提出されました(議長宛に市長から届いたのは7月9日でした)が、その中に燃焼物質として「クロロプレンゴム」がありました。これは燃えるとダイオキシンが発生する物質です。

私はその件が一番気になっていたので、どの程度燃えたのか、ダイオキシンの発生についてきちんと把握しているのか、と質問しましたが、その点に関しては今後調査する、との回答でした(燃えたのは少量、との回答だったのですが”少量”とはどの位かが不明です)。

私が調べた範囲では、ダイオキシンは疎水性(水には溶けにくい)ということで、プールの水に影響が及んだとは考えにくいのか、とも思いますが素人判断ですので、三井化学からの報告を待ちたいと思います。

そして、火災について記した6月30日のブログで「なぜ、燃えることが分っているFRPを切断するのに炎での溶断を選んだのか」という疑問を呈しましたが、その回答は「当初の申し合わせではグラインダーでの切断を予定していたが、下請け会社が発注者である三井化学に報告せずアセチレン溶断(炎での切断)に工法を変更した。水を掛けながら溶断すれば大丈夫と判断したようだが、結果的にはそれが誤りだった」という概要でした。大きな会社なので、なかなか各部署の連携が大変なんだろうか、と思いながら伺っていました。

発注者・元請け・下請けそれぞれの会社に、工事についての危険性の認識に甘さがあったのではないかと思います。今回は爆発なども起きず人的な被害も無かったとのことですが、今後の事故防止の観点からも、社内・社外との連携を密にして「知らなかった」ということでの事故が起こらないようにして頂きたいです。

教科書展示会

クーラーもないし網戸もない・・・

昨日は、高陽小学校の隣にある教育センターでの教科書展示会に行って来ました。来年度、中学校の道徳が教科化されます。そのために、中学校の道徳の教科書の選定が行われるのです。そもそも私は道徳を教科にすることには反対です。道徳的な規範を身につけることは必要です。でもそれは、国語や体育や芸術などの教科教育の中で、あるいはクラブ活動など普段の学校生活の中で教員の言葉がけや振る舞いで生徒に示すべきものです。理解が進まない生徒や授業に参加しない生徒に対する先生の態度を、周りの子どもは見ています。叱り飛ばすだけ、抑え付けるだけ、あるいは無視する、などの指導ではなく、なぜ理解が進まないのか、なぜ授業に気持ちが向かないのか、というところにまで心を砕いた指導をすることが、すなわち道徳教育になるのではないでしょうか。

 

とはいえ、教科書選定は行われます。なので、暑い中ですが頑張って教科書を読み比べてきました。

いじめに関する記述が気になるところですが、一番(悪い意味で)驚いた教科書の教材は・・・『いじめをして相手が自殺してしまった場合・・・「少年院に2年くらい入らなければならない」「その後、地元に帰っても周囲の冷たい視線が待っている」「多ければ1億円以上の賠償金を一生払い続けなければならない。破産手続きをしても犯罪の賠償金は免除にならない」』・・・と書いてあるものです。

いじめがなぜアカンのか。それは、相手の安心・自信・自由を奪うからだと私は考えています。学校に安心して通える。自分に自信を持って過ごせる。誰とでも自由に交流できる。このことが、いじめられることで全て失われます。

教員を始めとする周りの大人は、子どもが「いじめないこと」「いじめられないこと」を教育の目的とするのではなく、「いじめを容認しない考え方を身につけること」を目的とした教育を行っていただきたいと願います。そうしないと、大人に見えない場所でのいじめ(SNSなどでのいじめ)は無くならないと思います。

冒頭紹介した教科書のように、罰を持ち出して「いじめないこと!」というのは、その対極にある教育です。そのような教科書が選ばれることのないように意見を書いてきました。

今回は教科書に関心のある友人も一緒に行きました。去年も書きましたが、今年もクーラーも無い、網戸も無い部屋で、持参した団扇(←去年学習した)でパタパタ扇ぎながら、蚊に刺されて(←去年学習したのに虫除けを忘れた)かゆさと闘いながら1時間半ほど教科書を読みました。他市では図書館で教科書展示をしている所もあります。せめて、クーラーの効いた部屋でゆっくりと読み比べたい、と切実に思います。これも去年に引き続き意見として書き添えて来ました。そもそも教育センターは耐震化も出来ていない施設です。子どもたちも来る施設なのに。このことも議会でずっと指摘しているのに全く改善されません。本当に子どものこと、教育のことを大切に考えてるの?と思ってしまいます。

芦田川について別の視点から

コメント下さった方から頂いた写真です。通路に柵がありません。転落の危険性は?

本日予定されていた芦田川ふるさと広場の完成式典は中止されました。

芦田川については、前回の私のブログ投稿をFacebookでシェアしたところ「他にも危険な場所がある」ということでのコメントを頂きました。

前回の写真よりも下流側にある、遊具も設置された公園に面した通路ですが、柵がありません。こちらも「親水区域なので(柵は設置しない)」と行政は言うのですが、通行される方々や公園で遊ぶ子どもたちに転落の危険性があると思います。2年前の議会の委員会でも指摘(議事録p.14)したのですが全く改善されません。せめて注意喚起の立て札を、子どもにも分かる表現で設置して頂きたいとの声も届いています。立て札も勿論お願いしたいですが、根本的に危険性を無くすためには柵の設置しかないと思います。

いくら「親水区域」とはいえ、雨が降ったら冠水する場所や、油断したら転げ落ちてしまう場所などを、危険性の指摘を無視して放置すべきではありません。大阪府とも相談して頂き、一刻も早く対策をお願いしたいです。

豪雨の後の芦田川

水に親しむ場所が流れに覆われ、危険です

昨日からの雨で芦田川が増水していました。溢水を防ぐために2層河川化の工事が行われ、終了しています。なので、以前のように水が溢れてくる心配は無いと思います。しかし、上層部分に「親水区域」として、市民が水に親しむスペースが設けられたのですが、その部分が水で覆われていました。これは今回が初めてではなく、6月20日にも同様の現象が確認されたそうです(他の議員が写真に撮っているのを見せてもらいました)。

ここは、子どもたちも水に親しもうと階段を下りて遊ぶ場所です。子どもは、少しの水でも足を滑らせたりしたら流されてしまう心配があります。このように少し強い雨が降る度に流れに覆われてしまうというのは、設置場所が低すぎるのではないでしょうか。もしくは、下層部分に水を流すタイミングが遅すぎるのではないかと思います。

高石市の街路河川課に問い合わせたら「設計は大阪府です」とのことでしたので、大阪府の鳳土木事務所河川砂防グループに「水がもっと早い時点で下層に流れるように出来ないか」と問い合わせました。子どもが流されてからでは遅いのです。物理的な対応が可能なら一刻も早く対応して頂きたい、と言ったのですが「様々なシミュレーションをして、この設計にした。注意喚起のプレートの設置や子どもへの啓発を高石市と共に行っていく」という回答でした。

いくら注意されても、目の前に通常とは違う状況があった時、興味をもち近づいてしまうのが子どもです。このような危険な場所を放置しておくべきではありません。

高石市も広報6月号で「安全と安心に近づいた芦田川」と大々的にPR(p.4に本ブログの写真と同じ場所の通常の様子が写っています)しています。明後日7日には「ふるさと広場完成式」も予定されています。このような状況では、安心して遊んで下さい、とは言えません。一刻も早く何らかの対策を取って頂きたいです。

ブロック塀への対応

撤去・改修が必要な塀の一覧です

火災の件の報告が続きましたが、ブロック塀についても市からの報告が6月28日付で議員に届きましたのでお知らせします。写真の資料にもあるように、羽衣小・東羽衣小・清高小・高石中に、それぞれ対応が必要なブロック塀がありました。その他にも公園などの公共施設にも撤去や改修が必要なものが複数見付かっています。本日付の専決処分の報告によると、総額で4,441万9千円の補正予算が計上されています(地震やブロック塀とは関係なく、故障した保健センターのエレベーター修繕料459万6千円も含まれています・・・)。

羽衣小学校には95m、東羽衣小学校には82mもの「撤去が必要なブロック塀」があったそうで、今まで事故がなくて本当に良かったと思います。羽衣小学校では壁の撤去工事があるため今夏のプール授業は行えず、東羽衣小学校のプールまで出掛けて行っての授業となるそうです。「既存不適格」=作った当時の基準は満たしているが現在の基準には不適格ということです。であるなら、シーズンオフに工事をしておけば、子どもたちに負担を掛けずに済んだのに、とも思います(学校関係の改修予算は1,658万7千円です)。

今回の羽衣小学校のプールについては移動しての授業も仕方ない面もあると思いますが、そもそも高石市にはプールのない小学校や中学校が多すぎます。学習指導要領には学年に応じた泳力の規定があります。学校プールのない中で、その泳力は保証されているのでしょうか。議員になった年の決算委員会でその件を質問しましたが、教育委員会の答弁は「学習指導要領におきましては、水泳の指導については、適切な水泳場の確保が困難な場合には、これを扱わないことができると記載されております」というもので、落胆した覚えがあります。

現在高石市では、加茂小学校・高石中学校は中央プールへ、高石小学校は高陽小学校へ、清高小学校・高南中学校はふれあいプールへ、取石中学校は取石小学校へ、それぞれ移動してのプール授業です。距離の長短はありますが、炎天下に移動してのプール授業は児童・生徒も大変、先生方も大変です。教育環境の整備にもう少し税金を配分して頂きたいです。

そして、危ない壁の撤去は一刻も早く完了して頂き、子どもたちに安全な環境を提供して頂きたいと強く願います。