研修2日目には・・・

研修の2日目(1月12日)は「災害時の議員としての役割」を考える講義とワークショップでした。参加者の中に鳥取県湯梨浜町の議員がいて、2016年10月21日の鳥取地震の際、議会事務局から刻々と被害状況や避難所の状況などについてファクシミリが自宅に届き、その数は300枚を超えた、との報告がありました。そんな大変な状況なのに発災翌日に阪口市長はカステラ1200本を携え職員3人を連れて湯梨浜町に行ったのかと思うと申し訳ない気持ちで一杯になりました。

それはさておき、ファクシミリの話を基にして講師の鍵屋先生は、情報共有のツールとして現在最も優れているのはラインだと教えて下さいました。被害状況などを写真でも送ることが出来、瞬時に情報共有しすることが出来ると言われ、なるほど、と思いました。現在、高石市でも議会改革の議論が進められていますが、タブレットの導入を防災の観点からも急がなければならないでしょう。

「遠くの事を言う人は嫌われる」と鍵屋先生は何度も仰いました。でも、言い続けなければならない、とも。災害は「遠くの事」と思われがちで、今ここにある課題として捉えられにくいそうです。目の前の事に税金を使うことにばかり気をとられるのでは無く、将来必ず起こる災害の被害を軽減するのは「今」しかない、という気持ちで減災に取組むことが大切、とのお話しに大きく頷いて帰って来ました。

2月22日から始まる次の議会でも、今までに言ってきたように福祉避難所の充実、災害備蓄品の避難所への配備、避難所の開設訓練、避難見込み人数に足る避難所の確保などについて、しっかりと研究し質疑し実現を要望しようと思います。

 

研修に来ています

ワークショップでは他市町の議員と様々に議論をしました

今日から一泊二日で滋賀県にある全国市町村国際文化研修所に来ています。内容は「防災と議員の役割」。常々、災害が起こったときに議員として出来ることは何だろう、市民から期待される役割、行政から期待される役割はあるのか、との思いを持っているので、何かヒントがあるかもと参加を申し込みました。北は北海道から南は佐賀県までの76人の議員が集まっての研修です。

高石市議会では既に大規模災害時の対応について、行動指針を定めています。それには「側面支援の原則」が掲げられており、災害対策で混乱の極みにある行政に議員が個別に直接アクセスすることはせず、議長に情報を集約することが定められています。

今日の講義は「地域防災力を向上させるために」と「平時の防災と議員の役割」。演習も含む大変興味深いものでした。今、全国的に財政健全化の名の下に行政職員が大幅に削減されています。高石市でも阪口市長の「平成15年度当初603名から、平成29年度当初見込み355名に正職員数の削減を中心に、一般会計においては約61億円から約35億円へと約26億円の削減を図ってきました」という施政方針に示されているように正職員は激減しています。このような状況で大災害が発生すると、少ない職員に膨大な量の経験したことの無い業務がのしかかります。東日本大震災の際は、ご遺体を安置するまでの様々な作業(とても辛い作業)に職員の手が取られ、避難所運営には中々関われなかったそうです。

そこで、地域防災力の向上が必要になります。避難所を住民が自ら運営し、支援物資や人員が到着するまでの発災後3日間を乗りきらなければなりません。『リスクマネジメント、クライシスマネジメント、という言葉があるが「マネジメント」というのは上手くいく仕組みのこと。災害が起こる前は「リスクマネジメント」に充分に取組む必要がある。訓練していないことは絶対に本番には出来ない。釜石の奇跡も、何度も訓練し中学生が自分たちで考え行動することに取組んでいたから実現できた。』と、釜石での防災指導に取組んでおられた鍵屋一講師が力を込めて話して下さいました。

また「もしも1ヶ月以内に90%の確率で大地震が起こるとしたら何をする?」と問われ、その気持ちで防災に取組むことが大切、とのお話しでした。熊本地震の支援にも長期にわたって関わられ「福祉避難所の重要性」についても力説されていました。特に熊本では震災での直接死50人に対し、避難中などに亡くなる関連死は205人だったそうです。

その他、書き切れない位の多くの学びがありました。明日も講義や演習が続きます。しっかり学んで帰ろうと思います。

学校と警察の情報連携について

年末に傍聴した二つの会議には関連性がありました。教育委員会定例会(12月20日)と個人情報保護審査会(12月26日)です。併せて報告します。

まず、教育委員会定例会では「個人情報保護審査会に諮問すること」について諮られました。内容は学校から警察への情報提供の可否と、警察から学校が情報を収集することの可否についてです。学校→警察に提供する情報は「非行・いじめ・犯罪被害の未然防止と安全確保・などのうち校長が警察との連携を特に必要と認める事案」。警察→学校に収集する情報は「児童生徒の逮捕事案・非行事案・児童生徒の被害に係る事案・などのうち警察署長が校長との連携を特に必要と認める事案」です。

教育委員からの質問は「保護者の了解はどうするのか」「誤った情報が提供・収集された場合の訂正の手段はあるのか」というものでした。事務局の答えは「保護者の了解を得ずに提供・収集するために個人情報保護審査会に諮問する。保護者からの問い合わせには内容は伝える」「情報の正確性については学校と警察が責任をもつ」というものでした。

質問した教育委員は、2015年12月に広島県府中町で、別人の万引きの非行歴を基にして誤った進路指導をされたことで中学生が自死した事件のことを取り上げ、そのような懸念はないのか、ということを確認していたのですが「責任を持つ」だけでは答えになっていないと感じました。

この定例会の結論は「諮問することについては了解する」となり、6日後に個人情報保護審査会が開催されました(何と準備の良いことでしょう!)。

そこでは、もう少し詳細に説明・質問がされていました。私が一番問題だと思ったのは、ある委員から「学校側は収集した情報は在籍期間のみ保存する、というガイドラインにより管理できるが、警察について在籍期間終了後は確実に破棄されるという保証はあるのか。個人情報保護条例第8条第4項に定められている「個人情報の管理について必要な措置を求める」ことをしたのか」という質問がされたとき、事務局が「そのような文書は交わしていない」という主旨の答えをしたことです。警察に児童・生徒の情報が蓄積されていく心配は無いのでしょうか。

この審査会の結論は「国が進める制度でもあるし、イジメの未然防止の為にも、提供・収集の情報管理および運用をしっかりすることを条件に了承する」とされました。しかし、イジメの未然防止のためなどに警察に児童・生徒の情報を提供し、警察から情報を収集する必要があるのか、疑問を感じます。

資料には、大阪府内では既に28市町村が同様の情報連携をスタートしている、と書いてあります。協定を締結していないのは高石市・堺市・大阪市・泉南市など、ということです。審査会の最後の方に、ある委員が「資料p.20には大阪府警少年課による協定締結のメリットしか書いてないが、個人情報保護の観点から見たらデメリットそのもの。条例の例外事項なので情報管理をしっかりすべき。『幅広い相談が可能になる』とメリットとして書かれているが、際限なく運用できることを懸念する」との発言をしましたが、この指摘は的を射ていると感じました。

高石市教育委員会によるガイドラインには「児童・生徒および保護者には本制度の趣旨を周知し、保護者の充分な理解、協力を求める」と書いています。今後の市教委の対応に注目しています。

 

今年も宜しくお願いいたします!

毎年ほぼ同じ感じに仕上がります(^_^)/

2018年が始まりました。お天気も良く穏やかな年明けで、今年は家族揃って双方の実家を尋ねることが出来ました。ここ数年、年を越してのバイトなどで子どもたちが揃わないことが続いてたので、今回は実家の両親も喜んでいました(*^_^*)。

2日には神戸市立博物館でボストン美術館の至宝展を楽しみ、3日には恒例の高野山への初詣。台風21号の被害による橋本駅からのバス代替輸送の影響か、人出は例年より随分少なく感じました。

さて、明日から互礼会や出初め式などの新年ならではの行事が続きます。

年末に傍聴した国保運営協議会(12月19日)、教育委員会定例会(12月20日)、個人情報保護審査会(12月26日)、そして墓地議会の報告もブログにアップしなくちゃ、と思いながら年が明けてしまったので、そろそろエンジンを掛けてすすまないと、という感じです。

今年のテーマは「穏やかに機嫌良く」。あれ?数年前にも同じ事を言ってたような・・・。今年こそ実践できますように(^o^)。

とにもかくにも本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

本当の子育てナンバーワン

兵庫県明石市の市長インタビューに感動しました。「子どもの貧困」は「子どもへの政治の貧困」という気付きが市長として素晴らしいです。これこそ本当の「子育てナンバーワン」だと思います。

今回の高石市議会で露呈したことは、高石市は子どもへの政治が貧困=子どもに税金を使わないということです。子ども医療費助成も来春には府内で最低となります。アプラ3階に子どもの遊び場(ハグッド)がある、と言うかも知れません。しかしハグッドは事業者には多額の税金を支払っていますが、それを利用できるのは就学前の幼児だけ。1時間、保護者と子どもで500円の利用料が払える人だけ。そして他市からの利用が53%。高石市民の税金の使い途としては「子育てナンバーワン」には程遠いと感じます。

さらに公立幼稚園の保育料を信じられない方法で値上げ強行。このことのメリットは誰が享受できるのか。市長が自分の施策を否定されたくない、という面子だけで再議に付したのか、とも思ってしまいます。このような市長が「子育てナンバーワン」という不思議さ。理不尽さ。

次回の近畿市民派議員学習・交流会は明石市で開催されます。もちろん、明石市の子育て施策についての講義も用意されているようです。色々なことを教えて頂き、少しでも高石市政に活かせるように学びたいと思います。

議会が5日(火)に終わってから、6日(水)は水道関係の情報公開。8日(金)は水道と国保の情報公開。9日(土)は事務所でのフリートーク。11日(月)は市民の方からのご相談。13日(水)は京都に前川喜平氏の講演会に行き、15日(金)は明日の議会の議案発送。18日(月)は総務文教委員会、19日(火)には国保運営協議会を傍聴し、20日(水)は教育委員会定例会を傍聴。21日(木)は質問準備で午後から役所へ。

そして、明日(正しくは本日)は今年最後の議会、高石市泉大津市墓地組合議会です。こちらも筋が通らないと思うことが多々あり、質問準備に追われています。既に午前1時を回りました。たった一日の議会ですが、やはり準備には時間が必要。今までの経緯、予算・決算、規約・条例などを読み込みながら原稿を整えています。でも、眠くて頭が回らなくなってきたので、ブログを書いたら休むことにします・・・ZZZ・・・。