中本名誉教授、信太山浄水場に!

昨日は、信州大学の中本信忠名誉教授が信太山浄水場にお越し下さいました。そして「緩速濾過の信太山浄水場は素晴らしい施設。是非とも存続し、これからも災害対策や安全な水の供給に利用してもらいたい」とのお言葉を頂きました。

そもそもは、写真の朝日新聞の記事を見てダメ元で中本先生が所属するNPO(地域水道支援センター)にメールを出したのが始まりでした。すぐに中本先生よりご返信頂き、とんとん拍子に信太山浄水場で緩速濾過について解説して頂けるというお話しが決まりました。この記事を書いた菅沼栄一郎記者も東京から来て下さいました。

6月5日朝日新聞朝刊記事より

中本先生は「不要な化学薬品を使わず、微生物という自然の力を活用して水を浄化する緩速濾過こそ、SDGsにも合致した浄水方法。塩素では除去しきれないクリプト原虫なども生物浄化では難なく除去されます。」と教えて下さいました。また、ろ過池で採取した砂を持参した顕微鏡で見せて下さり、微生物が異物を浄化する仕組みを解説して頂きました。

水で困っている海外への指導などの業績で国土交通省から「日本水大賞・国際貢献賞」を受賞された中本先生は「災害対策の面からも信太山浄水場の存続は必要です」と仰っておられます。

昨日は高石市・和泉市・泉大津市から多くの議員や市民も参加してお話しを伺いました。この夏には先生の地元、長野県上田市に伺おうという話も出ています。しっかり研究して、なんとか信太山浄水場を残せるよう取組みます。市民の皆様のご意見も是非お聞かせ下さい。

なぜ嘘の答弁をしたのか

予算委員会でのことでした。「廃園になった北幼稚園の跡地活用について、地元の方々からの要望は届いていないのか」という私の質問に対し「お話しを頂いていることはありません」と答えた教育総務課長(録画の4:55:45辺りからごらん下さい)

おかしいな、と思いました。何人もの方から、活用について提案・要望をした、と聞いていたから。

でも、この答弁は予算委員会での公式の発言なので、要望は教育総務課長には届いていなかったんだ、と理解しました。

しかし違ったのです。昨日、「教育総務課長と何度か直接会って要望をした」という方から実際の要望書を見せて頂きました。また、この方は”市長ポスト”にメールも提出されていて、教育総務課からの返信も複数受信されていました。

なぜ嘘の答弁をしたのか。今日、私の一般質問の冒頭問い質しました(34:10~)。すると「文書では受け取っていないから、そのような答弁をしてしまった。お話しを聞いたことは認める。答弁を訂正する」との発言が。謝罪の言葉もなかったのは、市民に悪いことをしたとは思わないから謝罪もしないのか」と重ねて問うと「申し訳ありませんでした」との言葉がありました。

メールも立派な公文書です。それを受取り、返信までしておきながら「文書は受け取っていない」というのは全く納得出来ません。しかも、ものすごく具体的な内容の要望について、別室で面談までして説明を聞いておきながら「お話しは頂いていない」とは・・・。

教育委員会がこのような状態ということに危惧を覚えました。

議会は今日で終了です。その他のトピックスについては項を改めます。

消防の委託費について

公開資料481枚!全部読み込みました~!

今日は予算委員会でした。いつも「発言が長すぎる」と言われる私。少しでも短く、と焦ったら早口に・・・(^^;)。

しかし、訊いてることと全然違う答弁をするのは、やめて欲しい。徒に時間が過ぎていくのは非常に困る。

ということで、色々発言しましたが最後に質問したのは消防委託費について。

高石市は自前の消防がありません。堺市に委託しています。その委託費については協定で決めていますが、今回は協定を見直し委託費がアップするという議案が出ました。補正予算に817万5,000円が計上されているので、どのように協定が変更されたのか根拠となるものを示して欲しい(←この動画の6:24:34辺りから)というと「資料は出せない」「協定はまだ締結していないから」という答弁が。それならなぜ817万5,000円という金額が出せるのか、堺市との協議で示された計算式の資料を出して貰わないと根拠がわからない、という私と平行線。

このまま明日の10時から審議が再開されます。

そして今日は、情報公開請求していた資料が公開されました(写真)。トータル481枚!全部に目を通して「びっくりな資料」と「比較的どーでも良い資料」に分けました。「びっくりな資料」はホンマにびっくり!です。また改めて報告します。

今から明日の質問準備です。議会中は睡眠時間が非常に短くなります(T_T)。

緩速濾過の更新も可能では?

コンサルの結論です

14日(金)に始まった6月議会。初日の午後の全員協議会で私は信太山浄水場の存続が、財政面でも充分に可能であることについて発言しました。その根拠は、泉北水道企業団が平成25年から3年間の歳月と2,052万円の費用をかけコンサルタントに「水道事業の広域化に関する計画策定業務委託」し得られた結論によります。

そこには「課題のまとめ」として信太山浄水場を緩速濾過のまま補強と設備更新することが望ましい、という結論が明記されています。その費用は25億円と試算されています。これが示されたのが平成28年3月。たった3年前のことです。

25億円であるなら、配水量を3市で按分した比率(2017年度給水量)で考えると高石市の負担は約7億5,500万円。これを20年償還で考えると、現在の政府系金融機関の利率0.2%(0.1%~0.3%の中間)としてざっと計算すると、当初3年間は据置き期間として年間151万円。市民一人当たり年間約27円。4年目からは約4,442万円。市民一人当たり年間約780円の費用ということになります(市民57,000人として計算)。

これだけの負担で2次水源となる光明池からの水を確保出来るなら、費用対効果を考えても充分に納得出来るのではないでしょうか。

もちろん、その後のメンテナンス費用など存続のために必要な経費はあると思いますが、淀川だけを水源とすることのリスクを回避するためには必要な支出だと考えます。

しかし今回の全員協議会の資料には「(信太山浄水場の存続には)70億円掛けた急速濾過での全面更新が条件」だが「70億円を掛けて安全保障上自己水保有の選択肢はない」と明記されていたので、その根拠を訊ねに全員協議会の前日、谷町2丁目にある大阪広域水道企業団を訪問しました。

驚くことに、広域水道企業団では「そのような条件は出してません」とのことでした。確かに緩速濾過では水質の維持が難しいことや耐震化には相応の予算が必要なことから、存続が難しいのではないか、との助言は行ったが、それを条件とはしていないそうです。

そのことも行政に伝え、もう一度信太山浄水場を緩速濾過で残すことも選択肢に入れて考え直して欲しい、と伝えました。

しかし、他の議員からは「淀川からの水だけでも災害対応は十分。費用対効果を考えると信太山浄水場廃止はやむなし」との声もあり、多数決になると厳しい状況です。

緩速濾過(かんそくろか)

来年度で廃止、との方向性が打ち出されています。

14日から当選後初めての定例議会が始まります。会期は28日までです。

初日の午後から全員協議会が開催されます。以前にブログでも触れましたが、高石市の水道水の約25%を供給している、光明池を水源とする泉北水道企業団信太山浄水場の廃止の方向が説明されるということです。

この浄水場は「緩速濾過」といって微生物による水の濾過が行われている非常に環境に優しい、そして安価で美味しい水を作れる浄水方法を採用しています。

私は、災害時の2次水源の確保の観点からも信太山浄水場は存続すべきと考えています。国も災害対策の観点から「複数水源が望ましい」という方向性を打ち出しています。

全員協議会では、環境面、安全面、災害への対応、などの観点から質疑を考えています。説明資料には緩速濾過を急速濾過にするために約70億円も必要という前提で「安全保障上自己水保有のために70億円を投資するという選択肢はない」とキッパリ断言されています。

70億円の根拠も定かではなく、「選択肢はない!(キッパリ!)」と誰が、なぜ断言できるのか、と不思議に思います。

多くの利点がある緩速濾過の信太山浄水場を是非とも存続させて頂きたいです。