コンサル委託料の妥当性は?
今、羽衣駅前整備基本計画の策定が行われています。公募市民によるワークショップが行われており、見学に行かせて頂きましたが熱い議論で盛り上がっていました。素晴らしい案も幾つもあり、駅前整備の完成が楽しみになりました。
が。
この一連の計画策定のコンサル委託料予算額は2,035万円です。「基本計画」の前に羽衣駅前整備「基本構想」策定業務というものがあり、このコンサル委託料決算額は2021年度で1,482万8,000円でした(ちなみに予算額は1,500万円でした)。その成果物はこちらです。
高石市では前市長の下で様々な事業にコンサルタントが活用され、高石駅前には決算額で5,232万8,100円(こちら)(成果物はこちら)、リノベーションに3年間で4,457万4,241円(こちら)、健康のまちづくりには2011年~2022年度までで2億8,273万3,226円(こちら)だとかに多額のコンサル料が投入されてしまい、私は予算審議・決算審議で疑義を呈して反対してきました。
反対するだけではなく、地元の不動産業者さんや商店会さんなど地元の歴史や現状に詳しい方々に協力を仰ぎ、地域住民と共に進めていくよう提言もしました。
畑中市長になり是正を期待しましたが、今のところ前例踏襲の感があり少々がっかりしています。健康コンサルもそのまま。羽衣駅前も前市長の予算にさらに上乗せしてのコンサル料設定。
でも現在市民公募をしている高石駅高架下プロジェクト(こちら)に関してはコンサルを入れないとも聞いていますので、これをきっかけにそろそろ大きな方向転換をして頂きたいところです。
まずは健康コンサルとの訣別。そして今後のまちづくりでの地元事業者さんや市民との協働。
そのために今年度までの事務事業評価を適切に行い、次年度予算には新たな視点での取組を期待しています。
このたびは週刊東洋経済の最新号タイトルの「喰われる自治体」にドッキリ(゚д゚)!今後の議会では高石市でのコンサル業務について、その料金の妥当性および費用対効果の納得できる説明を求めていきたいと思っています。