大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

第127回近畿市民派議員交流・学習会で明石市へ

2023年05月24日

【各議員からの呼び掛けコーナーで水道学習会を告知】

昨日は明石市で開催された学習会に参加。大阪駅から姫路行の新快速に乗り須磨を過ぎたあたり(?)からぱぁーっと海の景色が広がるのが素敵でした(*^-^*)。

学習会の内容は「市民自治から権力を見る」と題した、元我孫子市長で現在は中央学院大学教授の福嶋浩彦さんのお話。市長をされていた時、各課からの予算要求の段階から予算編成過程は全て市民に公開していたそう。途中、パブリックコメントで市民からの意見・要望も取り入れ、それも含めて査定する。優先順位もその根拠も公開。そのようにして予算を決定し議会にかけ、議会ですんなり通ったのは12年間でたった2回だったそうです(‘Д’)!でもそれが当たり前、と福嶋氏は仰いました。なんでも市長提案が全て通るなら議会は不要、と。「自治体は徹底して市民から出発する」という言葉が印象的でした。

明石市の丸谷市長のお話も共通点が一杯。まず「判断基準は市民」「市民と共にみんなの明石を」という理念で、就任してすぐに「市民とつながる課」を創設。月に1回「まるちゃんカフェ」と称する車座での市長と市民との対話集会を実施していくそうです。市長へのお手紙「まるちゃんポスト」は市内各所に設置。もちろんメールも可。5月1日の就任以来すでに169件が寄せられ、直ぐにできることは解決済とのことでした。素晴らしい!

お話を伺った後は地元議員の案内で駅前施設の見学。私が高石市議会で何度も取り上げた「市民は無料」の親子交流スペースハレハレは平日にも関わらず大盛況。アプラと同じボーネルンドの遊具を導入した施設です。市民は無料。市外は一人300円。大人と子ども一人なら600円。それでもコロナ前は市外利用者も約24%とのことでした。高石市でも是非とも市民無料にして頂きたい。市外利用者の料金で必要経費は賄えます。試算してそれも含めて昨年の議会で提案済み。畑中市長の英断を期待しています。

【ハレハレも含め駅前のビルに「あかしこども広場」があります。中高生が無料で利用できる自習室、ダンス室、音楽室も完備!】

あまりマスコミには取り上げられませんが、明石市は高齢者施策・障害者施策もかなり充実しています。認知症診断費用は全額無料や認知症と診断された方に宅配弁当券20食分や一泊二日のショートステイ利用券1回分などが届けられます。また免許返納者には3000円分の図書カードなども。障害者施策としては公共施設への手話フォン設置や各店舗のバリアフリー化への補助金の充実などにも取り組まれています。

教えて頂いたあれこれをしっかり咀嚼して高石市でどのように導入可能かを検討し、提案に繋げていきます!

ページのトップへ戻る