第125回近畿市民派交流・学習会
4日(金)は京都府木津川市で開かれた「第125回近畿市民派交流・学習会」に参加。テーマは3つ+1。
1,体験型防災プログラムの実践に学ぶ
2,個人情報保護条例改正への具体的取組事項を学ぶ
3,トマトのエネルギー低投入栽培に向けた研究
として+1は
水道広域化・民営化を考える京都南部の会からの報告
でした。
体験型防災プログラムは「子育てママの繋がるBOSAI」活動をされている、防災士であり4姉妹の母でもある方が講師となり、実践を伴った講義をして下さいました。「地震10秒診断」(こちら)というサイトも教えて頂きました。この日の講義のメインは5歳の子どもにも分かるような地震の知識の伝え方。1日に日本で起こっている地震の数は?とか、地震の種類は?とか、火事になったらどうやって逃げる?とか、万が一自分の衣服に火が点いたら?とか…。
衣服に火が点いた時の対応は、まず「止まる」つぎに「倒れる」そして「転がる」。アメリカでは子どもへの防災教育として早くから取り組まれている内容だそうです(Stop Drop and Roll)。調べたら日本でも各地で行われていました。高石市でも是非、と思って拝聴していました。
個人情報保護条例改正について、は、まさしく今現在、高石市でもパブリックコメントを募集しているホットな話題です(こちら)。前回のブログにも書きましたが、国は個人情報保護法を改正して「新たな産業の創出、活力ある経済社会や豊かな国民生活の実現に資するものであ」れば、行政の持っている個人情報を匿名加工したものを民間事業者に有料で提供しても良いことにしました。そうなると提供するのは高石市になります。この部分は今回は高石市は見送りました。でもいずれは法の定める方向に進むのではという危惧があります。
私はとんでもない事だと思っています。完璧な匿名加工などあり得ない、と思っているからです。サイバー攻撃などは防ぎようもありませんし。12月議会に条例が提出されるので、そこに向けてさらに勉強を続けています。
トマトの件は新しい技術が次々に開発されていて、「有機薄膜太陽電池」を使った省エネ&創エネ栽培に取り組んでいるお話を伺いました。地球温暖化防止に役立つ技術ですがまだまだ課題もあるとのことでした。
最後に、京都府でも水道の広域化が進められている、とのことで大阪府や奈良県とも情報共有しながら問題点を市民に分かりやすく伝える方法などを話し合いました。
今回も超!充実!!のプログラム。大変勉強になりました(^-^)!