第1回旧市民会館・図書館の活用に係る検討委員会
2017年01月11日
今日は旧市民会館などの活用についての検討委員会が開催されましたので傍聴に行きました。傍聴は議員ばかり4人でした(クリア高石2人、高志会2人)。
検討委員会の予算は12月議会で審議されたので、市民代表の委員は出来るだけ多様な人たちに意見を頂けるよう年齢や性別に配慮して複数に委嘱して欲しいと要望していたのですが、地元自治会長お一人のみが市民代表で、後は大学の先生や大阪観光局の方や企業の方が委員となっておられました(法政大学デザイン工学部陣内秀信教授/大阪府立大学21世紀科学研究機構教授・大阪府立大学観光産業戦略研究所橋爪紳也所長/公益財団法人大阪観光局野口和義専務理事/南海電気鉄道株式会社営業推進室なんば・まち創造部和田真治部長/高石市第六区自治会森博英会長)。
それはそれで大所高所からのご意見として貴重だとは思うのですが、地元の多様な意見の反映方法について、ワークショップなどを是非実施して欲しいと思っています(女性委員は0人ですし)。どんなに立派な施設が出来ても地元市民が愛着を感じられない物では意味がないと思います。
さて、今日の議論は全体的な観点からの旧市民会館・図書館をどうするのか、ということでした。委員会開催前に委員の皆さんで現地を訪れたらしく、水辺の素晴らしい立地、旧市民会館はリノベーションして直ぐに転用が可能では、などと仰っておられました。
「インバウンドは成熟期に入っている。新しい集客施設として近畿圏1500万人~2000万人をターゲットに考えては?」「住宅地に隣接していることを配慮した施設を」「スポーツゾーンとしての活用は?」「北大阪はknowledgecapitalとして、東大阪は物づくりの第2次産業をメインとしているので南大阪は第1次=漁業などをメインとしては?」「他では見たことのないようなユニークなものにしなければ集客や採算性を見込めない」「地域の価値を上げるようなものを」「水路の活用を」・・・皆さん、さすが専門家だけあって実例も交えながら色々と言って下さるのですが、高石市のことはどれだけ分かって下さっているのか、については若干の心もとなさを私は感じました。来年春からの着工を目指しているということですが、市民の理解や合意を得ながら進めて頂けるよう次の議会でもしっかりと訴えようと思っています。1月6日のブログにも書いたとおり、市が市民のアイデアを募集中です。この募集したアイデアと事業者から募集したアイデアを次回検討委員会で検討するそうです。
次回、第2回の検討委員会は3月28日なんですが、今日、非公開とすることが決まってしまいました。残念!
こういう過程を公開することも大切だと思うんですけどね。