市民派議員交流・学習会
2011年07月25日
午後からの末田氏の講演で聞いて驚いたのですが、原子力災害対策のためのオフサイトセンターが大阪にも存在するということでした。熊取町と東大阪市にあるそうです。1999年に起きた臨界事故を契機に、事故想定の対象に「研究炉・核燃料施設・輸送中の事故」も加わった、というお話でした。熊取町には原子力を扱う施設があり、そこに向けて核燃料が輸送されています。高石市を通過することもあるんだろうか、と不安を覚えました。
さらに午後からは、各市町村の議会だよりについての学習も行いました。
議会だよりで一番すごい!と思ったのは京都府の木津川市。A4版カラーで24ページもあります。それだけあれば、詳しく掲載もでき、全ての議案の賛否に関しても議員名が掲載されています。一般質問の質問者名はもちろんのこと、顔写真まで。ネットでも見ることができますので、一度ご覧になってみてください。10ページ分が一般質問に使われています。
どの議会だよりも「議会のことを理解して欲しい」という思いが伝わってくるものでした。中には傍聴者の名前・写真入の意見・感想が掲載されているものも(京都府亀岡市)。
和泉市・泉大津市・泉南市は以前に紹介したとおりですが、大阪府内の他市もほとんどが質問内容・質問者名・答弁が記載されています。高石市の議会だよりは、誰が何を言ったのかが全くわからず、行政側の答弁も掲載されず、議会の様子を伝えるものにはなっていません。一歩ずつでも改善が必要だと、またまた思いを強くして帰ってきました。