第140回近畿市民派議員学習交流会

【1991年にスタートし、140回も続いてます!】
7月6日㈪は、尼崎市で開催された第140回近畿市民派議員学習交流会に出席しました。
尼崎市長松本眞氏の「4年間の取組と課題について」という講演では、ご自身が大切にしている3つの視点から、とても分かりやすいお話でした。1点目の「対話重視」は、車座集会などでの意見は全て記録し、翌年度予算でどのように扱ったか、扱わなかったかを理由をつけて公表する、という本気度満点の重視っぷりでした。凄い!
2点目の「実行力」は、尼崎市には950もの事務事業がある中で(高石市は150余り)、市長が全て管理することは不可能。そこで、1年ずつのテーマを決め施政方針に盛り込み情報共有。一つずつ実現してきたそう。4年の任期で「ここまでは実行する」と示しての取組が成果を上げている、とのこと。政策の過程と結果の見える化が出来ています。羨ましい!

【↑4年間のチャートが5種類示されました】
3点目の「誰一人取り残さない」は、個人的な問題も社会的な問題として捉える必要がある。一人を救う仕組みが多くの人の問題を解決しうる、という視点で「犯罪被害者支援」「障害児の保護者へのレスパイト事業」「高齢者いきがい就労事業」などに取り組んだ、とのこと。そして今年度は「学びの多様化校」の開校まで実現!素晴らしい!!
(松本市長は、文部科学省の職員から尼崎市の教育長となり、稲村前市長の後継として市長に当選。現在1期目です)。
午後からはその「学びの多様化校(不登校特例校から2023年に名称変更)(こちら)」について、教育委員会担当者からのお話を伺いました。

【素晴らしい分析と対応】
尼崎市立尼崎琴葉中学校(こちら)。今年4月開校。教員配置を手厚く出来るように県と粘り強く交渉し、福祉職も含めた職員配置が実現。同校では「教職員」とは呼ばず「スタッフ」で統一している。生徒数は現在36名に対し教員13名、養護教諭2名、市費支弁スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー各1名の配置。とても充実したスタッフ配置です。
不登校にもグラデーションがあるため、多様化校は家を出ることは可能だが地域の学校に行けない生徒を対象としている、とのこと。
お話を伺って、どの子も安心して学び暮らせる仕組みのひとつとして大切な取り組みだと感じました。ただ、高石市単独での設置は難しいので、周辺他市町と一緒に取組めたら良いのになぁ、と考えていました。
以上2つの他にも、「協働型公園について」や「カーボンニュートラルについて」など学びの多い学習会でした。

