大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

今年も半年が過ぎようと…

2025年06月30日

19日で閉会した議会の報告を…と思いながら月末まで持ち越してしまいました(>_<)

今日で今年も半年が過ぎることになります。早い…。

さて、6月議会の一般質問も盛りだくさん。まずは「小規模多機能自治」について。昨年10月のブログ(こちら)でも「3つの~てみる(きめてみる・やってみる・やりなおしてみる)を大切に」などと紹介しましたが、地域活動の再編についての質疑です。高石市内の各種地域団体(婦人会、子ども会、公園愛護会など)が直近5年以内に8団体が解散されたという答弁を受けて高石市としての対策を質問。高石市は今年1月に「小規模多機能自治ネットワーク」に加入し、人口や校区数が似通った自治体の研究を進める、とのことでした。いつまでも調査研究してても進まないので、まずは一校区からでも実施を、と求めました。市長からは「地域の皆様の意思がなにより大事なので『働きかけてみる』から始める」と答弁がありました。期待しています。

次にごみシールの廃止を提案。2013(H25)年度から家庭可燃ごみがシール制になった高石市(こちら)。当時は2000(H12)年比50%の削減が目標、とされていました。今回数値を確認すると昨年時点で49.19%削減が達成されており、十分にごみ削減はなされています。また、ごみシールが足りなくなり市民が購入された金額はなんと1700万円余り。生活の負担増になっています。普通に生活していてもゴミは出ます。そこは税金で対応すべきです。大阪府内で家庭ごみが有料の自治体で暮らしている府民はたった16%です。堺市や大阪市などの大きな市を含め約84%の府民は無料回収の地域に居住しているのです。高石市も市民を信頼し、暫定的にでもごみシールを廃止することを提案しました。

続いて、津波避難ビルについて。民間(分譲・賃貸)マンションで津波避難ビルに指定されているところからご希望があれば、簡易トイレや水などの物資の支給を求めました。答弁は「置くスペースがあれば簡易トイレや水の配備をお願いしていきたい」というものでした。

4番目の質問は教育について。校内教育支援ルーム、という取組が一昨年度から高石市立加茂小学校、高南中学校において実施されています。教室には入りにくいけど…という児童生徒が学校で過ごすための場所です。昨年度の小学校の利用者数は562人、中学校では43人とのこと。今年度は学校数を増やして設置されています。学校を子ども達にとって安心して過ごせる場所にして頂きたい、とお願いしました。以前より何度か紹介してきた、イエナプラン(こちら)を日本に紹介されたリヒテルズ直子さんの言葉を紹介し、これから3320万円使って教育コンサルタントを入れて高石市の教育を検討する際に、子どもの心理的安全性の確保を一番に考えるよう要望し、「そのように考えている、決してコンサルに丸投げすることはしない」との答弁を得ました。

あとふたつ。マイナ保険証の有効期限切れ対応のために、世田谷区や品川区のように全員への資格確認証の送付を求めましたが、国の指針通り、マイナ保険証を持っていない世帯にのみ配布する、との答弁でした。そして最後に羽衣駅周辺整備の今後のスケジュールを質問し、前回に続き伽羅橋駅へのエレベーター設置を要望し、質問を終わりました。

高石市議会のサイトで45分間の一般質問の録画をご覧いただけます(こちら)。お時間の許す方は是非ご覧くださいませ<m(__)m>

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