第3期総合戦略
12月に入ったと思ったら…もう残り2日で新しい年がやってきます!
皆様、今年も色々なご意見をお聞かせ下さり、ご教示を頂き、また様々なイベントなどにお声を掛けて頂き、本当にありがとうございました。
高石市政も少しずつ畑中市長のカラーが感じられるようになってきました。2023年4月選挙、5月就任でしたので、約1年半が過ぎたことになります。今回パブリックコメントに付されている「第3期総合戦略」(こちら)は畑中市長のもとでの初めての大きな指針の策定です。
前市長のもと作られた第1期計画はコンサル業者に約450万円ほどを支払っての策定だったものが、今回は高石市職員の皆様がまさしく「手作り」でコンサル委託もせずに作り上げられたとのこと。私は以前から「市の基本的な方針はコンサルに頼らず自力で策定を」と言ってきたので、今回の取組には大きな期待をしています。
「第3期高石市まち・ひと・しごと創生総合戦略(案)」を一通り拝見しましたが、全部(表紙含)で46ページのうち国・府の動向、前期の分析、人口ビジョン(人口に関する分析)に25ページ目までが費やされていました。26ページ目から始まる「具体的取組」には「新たな視点」も示され、高石市の現状に即した目標が掲げられていて、これから目指すべき方向性も示されていて良い計画になっていると思います。中には「ん?」と思ってしまう目標設定もありますが、まだ「案」なので練り直しもあるのかも知れません。
私としては「教育のまち」を謳うなら、長期的な展望に立ってコミュニティスクール導入を視野に入れた学校再編(施設老朽化対策)や、学校図書館の充実や不登校児童生徒への具体的対応などを目標として掲げてほしいと考えます。
また「災害対策」では避難所や災害備蓄(トイレを含む)の充実を数値化して目標とすることが求められるのではないでしょうか。
でも「ふるさと寄附」の意欲的な目標設定や「健康アプリ」の導入、また本文で「ダブルケア」に触れてサービスを組み合わせて適切に対応すると言及があること、など期待できる内容も多いと感じます。
より良い総合戦略が策定できるようパブリックコメントを是非お寄せください(こちら)。1月24日㈮までです。宜しくお願いいたします。
それでは、みなさま良いお年をお迎えください(^^)/