大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

練馬区と福生市へ

2023年10月19日

【子ども達が生き生きと活動していました】

18日、19日は総務文教委員会の視察で東京へ。初日は練馬区の「ねりっこクラブ」の見学&レクチャー。放課後こども教室(ねりっこひろば)と放課後児童クラブ(ねりっこ学童クラブ)(厚生労働省の解説はこちら)を一体化した運営をされています(放課後児童クラブは高石市では「あおぞら児童会」と呼んでいます)。素晴らしいのは登録だけすれば年間保険料500円だけで利用できる「ひろば」で毎日午後5時まで校庭で思いっきり遊べる事。ひろばスタッフ(事業者職員)が見守ります。また学童クラブの児童も「ひろば」利用可能。「ひろば」終了後は学童保育に戻って過ごします(月額5500円)。長期休暇中にも「ひろば」は実施されます。「ひろば」と「学童保育」は同じ事業者に委託され、1校1人の「運営責任者」のもとで「ひろばスタッフ」と「学童クラブ職員」が子ども達を見守ります。1校当たりの年間予算は約5200万円とのこと。校庭でのびのび遊ぶ子ども達の笑顔が印象的でした。障害のある児童も受け入れており、障害児2名につき補助員1名を配置。全盲の児童を受け入れた実績もあるそうです。障害を理由に断ったことはない、と仰っていました。

2日目は福生(ふっさ)市へ。コミュニティスクールについて伺いました。福生市は小学校7校中学校3校。高石市と全く同じ校数です。人口規模もほぼ同じ。その10校を6年間かけて全てコミュニティスクールとして指定。「授業支援」「校内環境整備」「登下校安全見守り」「活動広報」に分かれて日々地域の方々が学校で活躍されている、など、学校の実情に応じた活動が続いています。コロナ禍では消毒や検温などを地域の方が担当し、教員の負担軽減になったとのこと。都の基準に基づいた活動については時給1200円の報酬も支払われるということです。私は高石市でもコミュニティスクール導入を!と議員になった当初からずっと言い続けてきました。市民を無償で便利使いするのではなく、ちゃんと報酬も支払って子どもの育ちを応援してもらい、それによって地域も元気になる仕組みを作って頂きたいと思っています。以前にも視察に行き(こちら)、その都度議会での提言も続けています。最初の第一歩が大変ですが、教育委員会には是非とも勇気ある一歩を踏み出して頂きたいです。

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