大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

いじめ防止対策推進委員会

2022年10月08日

【傍聴待機中に自撮り。某校長から「何してるんですか」と声を掛けられ思わず笑う、の図】av

昨日は午後6時より令和4年度第1回いじめ防止対策推進委員会を傍聴。これは「いじめ防止対策推進法第14条(および第28条)」を根拠に設置されている委員会。ほぼ毎回傍聴してるけど、ほぼ毎回素晴らしい内容に感動する。「スクールカウンセラー(SC)やスクールソーシャルワーカー(SSW)は、現場では一人職なので繋がりを作りお互いの専門性が生かせる機会が設定されていてありがたい」とか「万が一、緊急事態が発生しても個々に現場に関わるのではなく、教委と専門家が検討した上で意見を取りまとめて対応する足掛かりとなる」とか「でもその前に学校での生指主任や担任など関係職員がしっかりと生徒を指導することが大切。教員の『問題行動を見る力』が高まると専門職との連携が上手くいく」とか。

本当に現場に関わり、現場を熟知しているからこその的確なアドバイスに「うんうん」と大きく頷きながらの傍聴。

さらには「新規不登校をゼロにする、という目標は無理があるのでは。新規不登校がゼロの方が恐ろしい」というご指摘。私もそう思っていただけに「ごもっとも!」と心の中で叫びつつ…。

専門委員曰く「不登校という現れ方をすることで、子どもが抱えるしんどさをサポート出来るとも言える。不登校はあって当たり前、と思ってほしい。アセスメントが出来ない事、支援の見通しを立てられない事をゼロにしてほしい。」と。

また「いじめ事象が起こった際に、いじめられた子どもへのサポートを依頼されることが多い。それも大切だが、いじめたとされる子どものカウンセリングも重要。加害者というレッテル貼りなどもってのほか。自分では気づいていない危うさやしんどさを抱えている」とも。

その他にも思春期外来の医師からの提言など教育現場に必要な多くの気付きを得られる委員会でした。それこそ生指担当教員の皆様にも傍聴して頂きたいと思いましたよ。出席していた教委事務局の皆様、一緒に傍聴した校長先生、是非とも現場に内容の詳細をお伝えくださいますよう、お願い致します<m(__)m>

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