防災シンポジウム
今日は防災シンポジウムに参加。「地域防災力の推進」というテーマの基調講演。自助→共助→公助と言われるけど、自助は無理!だって忙しいから!!という出だしのお話にビックリ( ゚Д゚)。忙しい理由が「自治会長などの役割を一つ引き受けたら天ぷらの衣みたいにどんどん色々付いてくる」という例え話に笑いつつ、でも笑ってる場合じゃないかも。そして公助には限界があるから、そこを「共助」で乗り切ることが大切、とのお話の展開。
また、発災前の自助としては食器棚に耐震ラッチを付けること、ガラスには飛散防止フィルムを貼ること、など出来る対策をしておくことで災害時に怪我を防ぎ、救助の手を煩わせないことが大切。ガラスで足を怪我したら逃げられないし、人も助けられない、と言われて「そらそうや」と納得。さっそくラッチとフィルムを買いに行こう!
そして災害が発生した時に出来るだけ対応内容のハードルを下げておくことが必要とのアドバイス。避難所の運営訓練や炊き出し訓練など、ハードルを越えるための「踏み台」となる物的な備えをしておくことが大切、と。そうですよねー!
また高石市の防災アドバイザーである室崎先生からは「災害想定は倍半分。津波の高さも今の想定の倍が来るかもしれないし、半分かも知れない、と思って準備することが大切」「量的な想定より質的な想定が抜け落ちている可能性がある」…。考えてみたら怖いことです…。
その前提で気になったのは、今年も鴨公園に避難する訓練を行うので、と参加が呼びかけられたこと。もう十分に鴨公園への避難訓練は行ってきたので、ここは各小学校で避難所の開設訓練や、炊き出しの訓練をしてほしい。鴨公園に全員が避難できないし、カモン高石は福祉避難所なんだから誰でも彼でもが避難は出来ない。
もう少し実際の災害に即した避難訓練を是非実施してほしい。今までも何回も要望してきたけど9月議会でも改めて提案してみよう。