まずは市民の支援を…
高石市診療センターでは平日の午前に発熱隔離外来を実施しています(こちら)。当然、PCR検査も実施しています。
私達、会派「市民の声」は、そのことを確認した上で、 大阪府のサイトでも高石市立診療センターでのPCR検査の実施、発熱外来の実施を公表すべく届出て頂きたい、積極的に市民の感染や重症化予防に対する支援を行って頂きたい、との主旨で質疑内容を組み立てていました。その上で喫緊の課題であるコロナ感染者の訪問看護に取り組んで頂きたい、と議論を進める準備をしていたのですが…。
冒頭に「診療センターではPCR検査を実施していますよね?」とシンプルな質疑をした木戸議員に対し、阪口市長は…
「PCR検査の実施については大阪府の公表施設でもないし、高齢者施設が隣にあるので積極的に検査を行うことは適切ではない」「積極的な、公表してのPCRは行っていない」との答弁を繰り返し、質疑と答弁が噛み合わないままでした(こちら。1:44:44前後をご覧ください)。さらに1:54:31付近では「この施設でPCR検査をする、という考え方ではない」とハッキリ答弁。
まさか最初の第一歩である「PCR検査を行っていますよね」という質疑に「YES」と答弁しない、という展開になるとは…。このような答弁では建設的な議論をすることは出来ませんでした。
コロナ感染で大変な状況にある市民に寄り添う支援について、当局の考えを確認しながら提案を伝える、という「普通の質疑応答」がしたかったのですが…。