不断の努力
2021年08月06日
小学校教員をしている夫の勤務地では、毎年8月6日を「平和登校日」として8時15分には全校児童で黙祷をします(高石市ではありません)。今朝も6時半には出勤して行きました。修学旅行も小学6年生は広島です。事前学習をして、語り部の話を聞いて…。このような取り組みも平和を守るための「不断の努力」と言えるのではないでしょうか。平和登校日で育った子どもが親になり、自分の子どもを平和登校日に送り出す。平和教育は世代を超えて繋がっていきます。
わが家の3人の子ども達が小学生の頃、何度か「高石市でも修学旅行は伊勢志摩方面・パルケエスパーニャじゃなくて広島に連れて行ってほしい」と学校にお願いしたのですが、全く取り合って頂けず。仕方がないので家族で行き、原爆ドーム、資料館を回りました。
今日、広島市長は「為政者を選ぶ市民社会に平和を享受するための共通の価値観が生まれたら(中略)核のない世界に向けての取組は確実なものになる」と話されました。共通の価値観は教育無くしては生まれません。深く平和を求める市民を育む教育が必要です。
改めて平和のこと、教育のことを考える1日でした。