大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

マイケルリーチ??

2021年03月08日

【重層的支援体制整備事業に位置付けては?と提案】

予算審議。民生費で「孤立ゼロプロジェクト」について質疑しました。てっきり昨年大きく報道された、無戸籍の高齢者が亡くなったことを重く受け止めてプロジェクトを立ち上げることにしたんだと思っていたら、市長が「違います」との答弁。そうなんですか…。そのように報道もされていましたけど…。

でも、地域の方などを総動員して12,000世帯(既に学校や福祉など公的な機関と繋がっている世帯を除いた全世帯)をローラー作戦のように訪問して孤立をゼロにするって難しいと思います。まずは訪問者に対しての支援・研修などの時間が必要だと指摘し、少なくとも3年間くらいかけて丁寧に進めて欲しい、と要望しました。また「国のアウトリーチ事業のゴールは適切な支援に繋げること」と紹介した上で、このプロジェクトは何をゴールにしているのか、という質疑に市長が10分間位の長い答弁。その中でなぜか「畑中議員の好きなマイケルリーチ…じゃなくてアウトリーチ」との発言が(この動画の6:34:20~)。その後ももういちど「マイケル…」と仰ってました(6:35:48~)。深刻な場面で、なぜそのような不謹慎な発言が出来るのか。しかも、私の質問には何も答えていない。

結局、市長の答弁の後に担当者から「世帯の課題の抽出」との答弁がありましたが、見知らぬ人の訪問に対して世帯の課題の話をする人が居るでしょうか。

この事業には3,000万円が投じられます。成果が挙がるなら価値のある税金の使い方です。国の進める重層的支援体制整備事業に位置付けるなど是非とも税金が生かされるようなプロジェクトにして頂きたいと思います。

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