墓地議会
2020年12月18日
旧26号線沿い、高石市千代田にある墓地は「組合墓地」と呼ばれています。なぜなら「高石市泉大津市墓地組合」が管理しているからです。今日は、その組合の議会がありました。
古くは江戸時代からの「村墓」も含まれる組合墓地ですが、2016年度から区画調査を委託しており、現時点で87.3%の墓地の利用者が判明しています。それに伴って79区画の墓地が「返還区画」として組合の管理下にあります。
私は以前から、組合管理区画はご希望される市民に使用頂けるように要望しています。「あの墓地、空いてるのに何で使わせてくれへんの?」というお声も届いています。
条例では1区画の永代使用料は45万円。仮にすべてを使って頂くと組合には3,555万円が入ります。ただし、79区画の中には、きちんとした形に区切られていない部分もあるらしいので、全てをお使いいただくのは無理がありそうです。でも区画が定まっている墓地(新墓地)が48区画あるので、せめてそちらだけでも使用して頂けるよう何度も要望していますが、阪口市長(墓地管理者)には聞き入れて頂けません。
組合墓地とは言うものの、分賦金という形で、墓地を使用していない高石市民(約2,100万円)・泉大津市民(約190万円)の税金も使っている施設です。そして市民からは「使用させてほしい」という声もあるのです。そのことをよく考えて、適切に墓地を管理して頂きたいと改めて強く要望しました。