大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

続・指定管理料

2020年12月03日

今日の予算委員会で、指定管理料の値上げについて質問。そもそも指定管理料は…

必要経費-利用料金収入=指定管理料

という式で算出されます。値上げ、ということは「必要経費が上がった」「利用料金収入が下がった」「その両方」のいずれか、ということになります。

そこを聞くと「必要経費が上がり、利用料金収入見込みがコロナの影響で下がった」との答弁。しかし!

【下の2行に注目してください】

募集要項にはハッキリと「コロナウィルス感染症拡大による影響は見込まないこと」と明記されていたのです。

そこを質すと明確な答えはありませんでした。市長は「私どもとしてはこれが最善」と言いましたが、自分たちで定めた要項を守っていないことを「最善」というのは如何かと思います。また「(事業者は)コロナで大打撃を受けた」ともおっしゃったのですが、大打撃を受けたのは市民も同様です。市民の税金で指定管理料は支払われます。募集要項に反して出されたものを議員として認めることは出来ません。

指定管理そのものは否定しませんので、募集要項通りに昨年までの収入状況を踏まえ、コロナの影響を考えずに算出する数値、すなわち現在の指定管理料で据置く「修正案」を提出しました。

これだけ明らかな募集要項違反があるのですから他の議員からの賛同も得られる、と思ったのですが、賛同したのは修正案を提出した市民の声(山敷・木戸議員)と共産党(明石議員・松田議員)の4人だけで、修正案は否決されてしまいました。なんとも納得できない結果でした。

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