いじめ防止対策推進委員会
2020年10月22日
昨年度に引き続き今年も傍聴に行きました。「傍聴に行きます」とだけブログにアップして報告が遅くなりスミマセン<m(__)m>
今回は流石にコロナに関する話題が目立ちました。コロナに関連するいじめは確認されていない、ということが報告されていました。
また、高石市の傾向として「いじめ認知件数」が低いことが複数の委員から指摘されていました。「小さなサインも報告して欲しい。また暴力事象もいじめの側面を見逃さないで。見過ごしがないのかが気になる」とのご指摘もあり、私も気になるなぁ、と思いながら傍聴していました。資料にもあるように大阪府では小学生1000人あたりの認知件数が70.2件に対し高石市は6.8件。比較する数字として少なすぎることを懸念します。
また、他の委員からはコロナ禍の中の教育として「出来ないことに注目するより、その中から可能性を探ることで学習権を保障できる」とのお話があり、他市での具体例として「体育館の卒業式で歌えなかった生徒がグランドに出て自主的に先生方への感謝の歌を歌った。例年通りだと見られなかった感動の光景をコロナがあったので見ることが出来た」と。これを機会に子ども達の考え行動する力を伸ばす教育が出来ると素晴らしいな、と思いながら聞いていました。
現在、高石市で児童生徒のコロナ罹患は確認されていません。「もし確認される事態となっても、周囲の子ども達が当事者を支える気持ちを持てるよう、理解を促す人権教育を行っていく」という教育員会事務局の結びの言葉に希望を感じました。