防災シンポジウム
2020年10月20日
今日は10時からアプラ高石大ホールで「防災シンポジウム」が開催されました。「コロナ禍における避難所運営を考える」という福島大学の天野和彦氏の講演と、高石市副市長(防災担当)・防災危機管理アドバイザーである京都大学の牧紀男教授とのパネルディスカッションがありました。
講演では「避難所のスムーズな運営の為には、普段からの地域コミュニティづくりが大切」と何度も仰っていました。交流の場と自治活動。私が過去なんども提案している「コミュニティスクール」「小規模多機能自治」の理念にぴったり一致するなぁ、と思いながら聞いていました。
パネルディスカッションでは副市長から「コロナ禍によって避難所の一人当たりの面積基準が広くなった。高石市では想定避難者数に対して避難施設が不足している」との課題が示されました。
高石市の大きな課題です。以前から私は堺市や和泉市の公共施設や民間施設に高石市民の受け入れを要請して頂きたい、と何度も言っています。友人・親戚が浸水区域外に居てる人は良いですが、そうではない人が大半でしょう。ぜひとも近隣他市との協力体制の構築に努めて頂きたいと、今日のシンポジウムに参加して改めて思いました。