9月議会、終了
9月8日から始まった、いわゆる決算議会が昨日終わりました。今回も色々あって長く感じました、とても。
最終日、私の一般質問の冒頭は泉北水道企業団について。廃止の規約は可決されてしまったけど、それは高石市だけの話。泉大津市・和泉市で同じ議案が、仮に否決されたら。…という他の議員の質問に6月議会でも今議会でも行政は「否決され、泉北水道企業団が残ったとしても、施設老朽化のために水の供給は4月からは行いません」と答えました。その時の議事録は以下の通りです。
◎上下水道課長(伊奈康徳君) お答えさせていただきます。 解散に当たりましては、構成団体全てで議決を得る必要があるため、1市でも解散について否決となりました場合、泉北水道企業団は解散されず、組織は存続することとなりますが、施設の老朽化により用水供給事業は行えません。
いやいや、ちょっと待ってください。というのが今回の私の質問。
泉北水道企業団の条例には「企業団に水道事業を設置する」と書いてあります。この条例がある限り、勝手に「老朽化なのでやめます」とは言えない。
という指摘をしました。すると市長が「答弁が間違ってるなら議事録から削除する」と発言。でも議会のルールでは閉会した議会、すなわち6月議会の発言の削除は出来ません。
確認のための休憩を申し入れ、再開後に「削除する、と言ったのは訂正で結構」との市長の答弁(この映像の38:30あたり)。その後、担当部長から「泉北水道企業団より聞き及んでいたということでの発言だった」との答弁がありました。
しかしそのような前置きは一切ありませんでした。私は今でも法(条例)に反した説明だったと認識しています。その認識があったからこそ市長も「削除」と言ったのではないでしょうか。
その後、泉大津では廃止の規約変更が閉会中継続審議に付されていると聞きました。何とか信太山浄水場が存続できる方向に進んで欲しいと願っています。