大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

明日から9月議会

2020年09月07日

いよいよ明日から9月議会が始まります。会期は25日まで。決算がメインの議会となります。

明日は本会議で「教育委員会報告第1号 令和元年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検並びに評価結果報告書について」を質問します。ネット中継もされますので、お時間のある方は朝10時から是非ご覧ください。

私は毎年この件を質問しています。高石市教育委員会の自己評価は全てAかB。CとDはありません。つまり「A:十分達成している。数値目標のあるものは100%」と「B:ほぼ達成している。数値目標のあるものは80%以上」だけです。8年連続同様です。優秀ですね。でも自己評価、甘くないですか?こちらのp.15をご覧ください。

しかも「数値目標のあるもの」が無い!つまり、すべてが数値ではなく主観で判断されているとしか見えないのです。

近隣他市は全て数値目標を掲げ、どのくらい達成できたか、を示しています。堺市のものを抜粋掲載しておきます。矢印の部分が現状値、目標値、実績、目標と全て数値で表されていて、現場でも目標として取り組みやすいし、市民の目から見ても分かりやすくなっています。

【堺市の昨年の評価報告書より抜粋】

高石市は全国学力テストが全科目大阪府平均以下でも教育員会評価での「確かな学力の定着と向上」は「B=ほぼ達成している」。さらに「確かな学力の定着と向上(外国語活動・英語教育の推進)」は「A」です。

【昨年の結果です】

「教職員の資質と指導力の向上」も3年連続「A」。

なぜAなのか。報告書を読み込んでも私には理解が出来ません。明日は、評価の客観性について、評価を次年度の教育力の向上に活かせるのか、そして、このような数値を伴わない評価報告で市民への説明責任を果たせるのか、について問うてみます。

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