大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

広域水道、定数委員会

2020年08月19日

【会場の國民會館は大阪城の真正面!】

昨日は大阪水道企業団議会の定数等調査委員会でした。今年度は高石市の議席がない企業団議会。でも、定数の話は全市町村に関係するから、と議席の無い市町村にも出席要請がありました。現在、企業団議会の定数は33。堺市だけ3議席であとは1議席ずつ。高石市のように今年度議席の無い市町村が11あります。

そもそも高石市は工業用水の利用が堺市に次いで多く、工業用水を含める市民一人当たりの水道使用量は大阪府内でトップです。以前は「工業用水割」という議席配分があり、高石市は常に企業団議員を出していました。税金ではなく利用料金収入で運営される企業団では利用量によって議席が配分されるのは当然です。それが突然「人口割」へと急展開し、今年は初めて高石市の議席が無くなっています。

今後、大阪府内の水道事業は(大阪市を除く)42市町村の統合が進められます。その際に、各市町村から議員を出さないと、自分の市町村の水道の話なのに議員が誰も意見が言えず議決にも参加できない、という事態を招く恐れがあるので、各団体から議員を出すように規約を変更すべきでは?ということが話し合われました。高石市議会としても以前から申し入れています。

昨日の時点では「アンケートの実施」と「首長会議への議会の結論の尊重の申し入れ」などが決まりました。

高石市も遠からず水道事業の広域水道企業団への統合が検討されることになります。一刻も早く企業団議会での議席の確保が必要です。この件は高石市議会として一致して要請しています。実現に向けての取り組みを進めます。

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