何をかいわんや・・・
2018年09月20日
昨日は昨日で、契約のいい加減さに呆れ果て、今日は今日でまた・・・。
今日審議された教育費。アプラホールの指定管理料について質疑しました。アプラホール全般の運営は、阪口市長が社長を務める「高石都市開発株式会社」が指定管理しています。指定管理料年間1億1,148万6千円は高石市が支払います。
当然、高石都市開発株式会社の阪口伸六社長は高石市(正確には教育委員会)に対して事業報告を行います。その報告書の数カ所の数値に間違いがあったのです。
1箇所は行政が気付いて都市開発(株)に修正させた、との説明があり訂正の資料も配付されました(修正させたのなら、なぜ修正前の間違った文書が簿冊に残っているのか、については納得出来る説明なし)。しかし実は他にも数カ所間違いがあったのです(写真はその一例)。しかし、既に指定管理料は支払済み。なぜ、このようないい加減な報告書で1億円以上もの税金が支払われているのか。
説明を求められた教育委員会は返答できず。教育費以降の審議はストップしてしまい、結局、決算委員会を会期中に終えることは出来ない、と判断され「閉会中継続審査」ということになりました。次回12月議会までの間で再度決算委員会を開催し審議します。
昨日の件と言い、今日の件と言い、税金の支払いに関してのチェックが甘すぎます。昨日は市長が会長を務める協議会の契約。今日は市長が社長を務める会社との契約です。そしてどちらも高石市民が納めた税金から多額の費用が支払われているのです。
税金を集めるときには厳しく徴収するのに、使うときにはこんなに杜撰であることが許されるのでしょうか。何とも納得出来ない思いです。