一般質問その3
2016年12月12日
残りの一般質問は、いじめの認知の問題についてと災害時の福祉避難所についてでした。いじめについては、以前ブログにもアップした「高石市いじめ防止対策推進委員会」での委員のご指摘について、市教委としての取り組みを聞きました。いじめの数が少ないのが良いのではなく、現場で起こっていることを的確に把握して迅速な対策をとることが大切、との私の指摘に対し、教育委員会もその方向で取り組んでいく、との方針を聞けて良かったと思っています。ただ議会が終わってから一件、いじめではないかと思われるとのご相談がありました。まだ詳細を聞けていませんが、教育委員会事務局の判断が現場にきちんと活かされているのかを確認しなければなりません。
災害時の福祉避難所については、9月議会で市長から「福祉避難所でも一般の方も受け入れる」という答弁があり、私は「それでは福祉避難所の意味が無い」と指摘していました。今回調べてみると国のガイドラインに「一般の指定避難所で生活可能な避難者に対しては、(福祉避難所の)対象としない旨についてあらかじめ周知徹底しておくこと。」と示されており、市長の見解が間違っていることが判明しました。そのことを質問の最後に指摘したら市長から反論がありましたが時間切れで議論はできませんでした。
最後に次の要望をしました。公立幼稚園として1園だけ残ることが決まっている加茂幼稚園が、また大規模改修されます。その際に、災害時には乳幼児の避難所に出来るような設備の設置を求めました。貯水施設や蓄電設備など、大規模改修時に一緒に工事すれば一石二鳥だと思います。子育てナンバーワンというなら、災害時の対応もナンバーワンになるように努めて欲しいと伝えました。
私の一般質問の報告は以上です。あと一件、番外編をお届けします。この項、さらに続く・・・。