9月議会閉会。そして間もなくラッピング電車が・・・
連日質問準備に追われた9月議会も予定通り9月23日に閉会しました。途中からブログの更新に手が回らなくなり、今頃のご報告となりスミマセン(>_<)。9月議会の報告をメインにした「めぐみ通信V0l.23」を鋭意制作中です。出来上がったら配付を開始すると共にブログにもアップします!
さて、今年3月の議会で補正予算が審議された「高師浜線ラッピング電車」がいよいよ8日から走り始めるようです。当初は約600万円で全面にラッピングする、と言ってたのが、なぜか予算議案が撤回され、出てきた案が「車両の半分をラッピング」という約280万円の案でした(実際は260万円余りが使われたようです)。
いずれにしても、高師浜線をラッピングしても高石市の人口増には寄与しないし、イメージアップにもならないし、来訪者がめざましく増えることはない、と反対しましたが賛成多数で可決された経緯があります。当時の木嵜政策推進部長は「ラッピングにつきましては(中略)転入促進に繋げて参りたい」(議事録p.15参照)との発言をしていますので、今回は必ず費用対効果についてを算出し報告して頂きたいと思っています。
このようなことに税金が使われる一方で、公立幼稚園は廃止に向けて話が進められています。8月臨時議会では30年度から1園にする、という行政案に対し高志会が31年度から、との修正条例を提案され、私はその案に賛成しました。でも、31年度から1園にするとしても3歳児保育を早期に導入しておかないと1園になったときに市内各所からの園児の確保が難しくなります。なので、9月議会には29年度の2学期から3歳児保育を実施するための条例案を私と寺島議員、共産党の出川議員と明石議員の4名で議員提案しましたが、賛成少数で否決されてしまいました。
「子育てナンバーワンをめざす」高石市なら、公立幼稚園での3歳児保育にも積極的に取り組む姿勢を見せて欲しいと思います。公立幼稚園で試行でも良いので29年度・30年度に3歳児を受け入れて実績を積み重ね、31年度に本格実施することで、1園だけ残る加茂幼稚園も多くの幼児に入園して頂くことができ、市の目指す「複数学級」も維持できるのではないでしょうか。
ラッピング電車を走らせるより、公立幼稚園での3歳児保育実施!と言う方が、子育て世代へのアピール効果は高く、転入促進にも繋がると思います。