大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

墓地組合議会の報告

2015年12月26日

 

高石市泉大津市墓地組合議会12二瓶 貴博松本 善弘
山敷 恵畑中 政昭
明石 宏隆出川 康二
木戸 晃久保田 和典
森 博英清水 明治
東野 隆史古賀 秀敏

日付が前後しますが、12月22日(火)に行われた高石市泉大津市墓地組合議会の報告です。

組合議会というのは正確には「一部事務組合議会」といって、近隣の市町と一部の行政事務を共同で処理するために作る特別な地方公共団体で、議会設置が義務づけられています。墓地組合は、泉大津市と高石市で高石斎場や墓地や火葬炉の運用をしています。しかし組合の職員は平成25年を最後に雇用しておらず、議員だけが14名(高石市12名、泉大津市2名)居て年間約300万円の議会費が掛っています。さらに管理者として高石市長、副管理者として泉大津市長が給料などを支給されており、年間約46万円必要です。私は平成23年に組合議員になってからずっと、墓地組合は解散して、泉大津市から事務委任をしてもらう方式で運営してはどうか、と問題提起を続けています。それで年間約350万円が節約できます。

さらに、墓地の区画が曖昧になっているところが多く、管理料も頂けていません。返還された区画の再募集もされていません。このことをきちんとするだけで700万円を超える効果があります。

という状況にもかかわらず、現在行われている斎場の耐震化と補修工事が終了したら利用料を約30%値上げする、という議案が先日の議会に提出されました。私は「組合としてすべきことをしてから市民に負担をお願いすべき」と主張し反対しました。他に共産党の議員3名(高石市2名、泉大津市1名)が反対されましたが、他の議員が全て賛成されたため、可決されてしまいました。

ちなみに、以前の広報で『高石斎場の愛称募集』と出ていました。この件も前回の議会で私は「わざわざ愛称を募集しなくても高石斎場で充分市民に浸透しているではないか」と発言していました。今回どのような愛称に決まったのか尋ねると「16通の応募で5通が“高石斎場”だったので、高石を“たかいし”にして『たかいし斎場』に決定した」とのこと。また匿名での応募ばかりだったので1万円の報償費は支払われていないそうです。やっぱり募集する必要はなかったと思います・・・。

 

 

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