図書館の業者選定委員会傍聴
2015年08月26日
一昨日の24日月曜日の午前10時から、高石市立図書館の指定管理者を選定するための委員会の傍聴に行きました。委員の構成は小学校長・連合自治会関係者・文化協会関係者・学識経験者・図書館に関係するボランティア団体代表者などです。市民からの公募はされませんでした。
現在図書館が行っている業務は原則すべてが継続され、さらに開館時間の延長などプラスアルファの提案を期待する、と教育委員会は説明しましたが、委員からは「業者のメリットが分からない。応募する業者はあるのか。」という至極ごもっともな質問がでていました。それに対する教育委員会の答えは「トータル的に利益は出るものと考えている」というようなもので、わたしには全く理解できませんでした。
また教育部長からは「利用者が低迷している中、民間のノウハウを導入し市民サービスを向上したうえて経費を削減する」という主旨の回答もありましたが、なぜ市は自ら市民サービスを向上させ利用者増を図ろうとしないのか、という根本的な疑問は解けないままでした。
ともあれ、募集の条件などが決定したので間もなく業者の募集が始まるようです。今後もどのような経過になるのかに注目したいと思います。
それにしても傍聴者に資料を配布せず閲覧のみ、というのは改善して頂きたいと強く思います。議会でも度々要望しているにも関わらず改善されません。なぜなんでしょうか…。黒塗りばかりの情報公開と言い、あまりにも市民に対して情報をクローズし過ぎだと思います。