第2回 憲法カフェ@伽羅橋
2015年08月23日
昨日、8月22日に第2回となる憲法カフェを開催しました。弁護士さんのお話、参加者お一人ずつのコメントなど全てが「なるほど!」と思うものでした。特に戦争を体験された方の「目の前の川に焼夷弾が降り注ぎ少しの差で助かった。でも、その話を含む戦争の体験談は自分の子どもには出来ず、孫から戦争体験を訊かれた時に初めて話すことが出来た。絶対に絶対に戦争はしてはいけない」というお話には、語りつくせないであろう戦争の恐怖が滲み出ていて心に響きました。
私は今、内田樹さんの『憲法の「空語」を充たすために』という本を読んでいますが、そこに「憲法学者に用事が増えるというのはよい時代ではない」という一文があります。「善政が布かれていれば気楽に過ごせる」とも。
本当は、私たちが「憲法カフェ」などをしなくても当たり前に憲法は尊重すべき人たちによって尊重され、国民のために国が様々に善き政(まつりごと)をする世の中であってほしい、と思います。でも現実は…。
それは高石市でも同様です。市民の税金を本当に市民の望んでいるものに使ってほしい。高石市に住んでいてよかった、友人知人にも高石市を勧めたい、と思える市になってほしいのですが、現実は…。
しかし、憤り嘆いているだけでは事は改善しません。自分に出来ることは何かを考え、精一杯行動することで少しでも良い方向に進むよう、前向きに取り組んでいかなければ、との気持ちを新たにした憲法カフェでした。
次回は10月24日土曜日の午後2時から、同じく伽羅橋駅前のカフェDoors(ドアーズ)で開催します。資料準備の都合上、参加ご希望の方は出来れば1週間前までにお申込み頂きますようよろしくお願いいたします。
【072-262-3979、yam4-meg3@ezweb.ne.jp】