まっくろくろすけ(情報非公開)のその後
本当に嬉しい答申です!
10月30日に高石市より封書が届きました。開封すると…。情報を黒塗り(部分公開)したことに対して行った私の異議申し立てが全面的に認められ、高石市に対して情報を全部公開するように、という結論の情報公開審査会の答申の写しが入っていました。
思わずガッツポーズ!!
審査会の判断は「本条例の趣旨は(中略)公文書は原則公開すべきとの考えに立つ。(中略)しかし、(高石市は)情報が企業に関する情報であることを主張しているだけで、(企業の)競争上の地位または不当な利益を害することについて客観的かつ具体的な立証を行っていない。したがって非公開情報であることは認められない。」という、しごく尤もなもので、結論として「実施機関(高石市)が部分公開決定としたことについて理由が認められないから、全て公開すべきである。」と述べています。
この当たり前ともいえる結論を導くための労力は、私にとっては並大抵のものではありませんでした。色々な方の力を借り、条例を調べ、書面を整え、意見陳述の準備をする、というのは本当に大変でした。市民がこんなことをしなくても、当たり前に情報を公開する高石市であってほしいと強く願います。
しかしこの結論が出たと言っても、まだ担当課からは何の連絡もありません。当然、審査会の答申通り全面的に公開されるものと思っていますので、全面公開の連絡を待ちたいと思います。(部分公開の経緯について及び実物の写真は6月25日および8月28日のブログをご参照ください。)