大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

6月議会、開催中です

2014年06月15日

先週木曜日から6月議会が始まっています。金曜日までに福祉土木委員会と予算委員会が終了し、明日は代表者会議・議会運営委員会から始まります。会期は18日までとなっています。 予算委員会では、平成26年度の補正予算に「スマートウェルネスシティ(SWC)」関連として「健康ポイント導入に際しての東京出張2人2回分13万円の旅費」が計上されていたので、中身について質問しました。 当初予算で90万円以上の旅費を計上していたのに6月現在で不足しているのか、と訊くと「現時点で不足しているということではなく、新たな内容として健康ポイントが出てきたので、計上する」という答えが返って来ました。私が情報公開請求で入手した資料を基に作った一覧表では、平成22年10月からSWC関連の出張が始まっており、昨年12月までに延べ92人の職員が東京や新潟や岐阜などにほぼ毎月出張に行っています。市長も「首長会議」というものに今までに何度か出張しています。 またSWC計画の中枢を担う「つくばウェルネスリサーチ(TWR)株式会社」には、良くわからない(と私には映る)名目で、累計1800万円以上の高石市民の税金がつぎ込まれています。が、その割には成果が見えません。 水道水を流している「せせらぎ」も、この計画の一環です。あのせせらぎを流すことで市民が健康になる、という触れ込みです。でも、せせらぎだけで5000万円の税金が使われているのです。それに水道代などがさらに掛かります。 また私が一番問題だと主張している「健康クラウド」も、このTWR株式会社に高石市民(国保および協会けんぽ加入者)の健康情報をせっせと送信し、しかも今年からはクラウド使用料572万4000円も支払うことになっています。 もうこのような無駄な計画には決別し、これ以上TWRの言うがままにお金をつぎ込むのはやめてもらいたい。株式会社に頼るのではなく高石市独自の健康施策を行うように強く求め、今回の13万円を削った修正動議をクリア高石として提出しましたが、委員会では賛成少数で否決されてしまいました。本当に残念です。 明日か明後日には議案審議が本会議場で行われ、一般質問も始まると思います。現時点では確定的なことは申し上げられないのですが、もしお時間のある方は議会事務局にお問い合わせの上、議場での審議や一般質問の傍聴にお越しいただけますように宜しくお願い致します!
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