会える天女は…
昨日の予算委員会で「地域振興費」の中の「事業用器具借上料28万円」について質問したら「天女の衣装を借りる」との答弁。
1着7,000円の天平衣装(!)を借り、公募による10人のボランティアに着用してもらい、市が関わるイベント4回に登場してもらう、らしいです。これに着付けや所作の指導をする“指導員”の費用1人1万円を1回5人、延べ20人分=20万円も計上されています。…人数と回数は流動的ということですが、これで市民にとってどういうメリットがあるのか。全く理解できません。
そもそも高石市には「羽衣伝説」はありません。これは地域活力創出課長からも「文献からは確認できません」との答弁がありました。でも、天女をブランドにして「天女に会えるまち」にするという意味が分からない、と申し上げました。
そして今年もまた花火を上げるシーサイドフェスティバルが開催されるそうです。市の補助金は900万円。ブランド戦略公共交通活性化と言って去年も行われましたが、高師浜線では28人の乗客の増加しか確認できなかったではないですか、と問うと、市長から「昨年は極力高師浜線の利用は見合わせるということでフェスティバルを開催した」との答弁。初耳です!「開催により高師浜線の活性化に寄与するものと考えている」と昨年2月28日の予算委員会で答弁があったのに!!
言っていることと実際に行っていることとその結果が全くかみ合っていません。それなのに今年も開催とは。
…ということで、天女に会えます。イベントで。1回につき天女15人ほど。「天女の住まうまち高石」ですから…。