大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

参加者56%、予算は100%!?

2013年09月18日

120人募集で67人参加。しかし約850万円の予算はそのまま執行!?

120人募集で67人参加。しかし約850万円の予算はそのまま執行!?

今日は決算委員会の2日目。民生費・衛生費を議論しました。まず疑問に思ったのが、衛生費のスマートウェルネスシティ(健康教室)予算です。 これは市民120人が教室に参加する前提でコナミに8,486,400円で委託した事業で、1教室(20人)あたり22,100円の契約です。当然、人数が少なければ教室数も減るため支払金額も減るものだと思っていたら、なんと、1教室当たりの人数を減らして実施。67人しかいないのに120人分の契約金を満額支払った、というのです! きちんと運営すれば半額で運営できたはず。これを無駄遣いと言わずして何と言うのか。市民の税金を無駄にして平気な行政運営に対し、全く理解が出来ません、と申し上げました。 またスマートウェルネス(SWC)計画で一番の問題だと感じている健康クラウド。この導入に際し、昨年「情報管理運営委員会」が開催されていました。委員長は副市長です。この委員会ではクラウドを運用しているつくばウェルネスリサーチ株式会社はセキュリティーに関する公的認証を全く受けていないことを把握しながら、市民の情報を送ることを了承したのです。その経緯を質しました。プライバシーマークすら取得していない会社に個人情報を送るとは、なんと杜撰な行政か、と改めて怒りを感じました。答弁は相変わらず「問題はないと考えている」…問題ありすぎです。 SWCからは脱退してほしい、と申し上げたら「絶対に続けていきます!」と市長。このSWCは総合特区扱いです。情報公開で入手した資料によると、安倍総理に特区参加の7市の市長がSWCのプランを直接手渡す、という行事が計画されているようです。高石市の広報に市長が総理と並んでいる様子が掲載される日も近いのかも知れません。全く納得できないことです。
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