仮園舎への踏切
平成26年度の羽衣保育所廃止・民営化に伴って現住所地での全面建て替えが行われるため、今年4月から1年間羽衣保育所は移転し、仮園舎での保育となります。
移転先はJR東羽衣駅北側の空き地(土地開発公社所有のものを高石市が買い戻す土地)です。寄りつけるのはイケチューに入る細い道だけとなります。(交番の裏の道は保育所の送迎時は車では通行しないように保護者に依頼する、と高石市は言ってます。)
先週の金曜日の朝7時30分~9時まで、踏切と通行量の調査に行きました。踏切は約90分間で60分以上閉まっていました。最長継続遮断時間は5分19秒でした。通行量は、学生・生徒が多く、ピーク時には仮園舎に車や自転車で寄り付くのはかなり困難だと感じました。安全確保のために高石市による警備員の配置は必須だと思います。車列も長い時には踏切からコンビニ(デイリー)まで繋がっていました。
私一人で調べたデータだけでは頼りないので、高石市にデータがないか聞くと「事業が認可された平成9年のものしかない。」ということでしたので羽衣5丁目にある南海電鉄建設部に行き訊いてみましたが、担当者がいないということで月曜日にもう一度連絡しました。すると「今後の窓口は高石市です。高石市にデータを送っておきました。」と言われ、その対応に首を傾げながらも高石市の担当課にデータをもらいに行きました。
表のとおり、最長継続遮断時間は7分でした。日によって、また電車の速度によって、踏切の遮断時間は変わるそうです。
羽衣保育所は廃止せず公立のまま現在の場所で、耐震基準を満たしていない47%の部分だけを建て替えれば子どもの安全は確保できたのに、まだ使える53%の部分も含めて全部取り壊すとは、なんと無駄で思慮の足りない行政運営かと思います。議会でも機会あるごとに言ってきましたが結局このようなことになり、仮園舎への通園にも大きな不安が生まれています。
保育所の子どもたち、そして仮園舎近くを通る児童・生徒・学生たちを含め全ての方々に事故がないことを祈るしかありません。高石市には万全の対策を強く要望したいと思います。