深夜までの選考委員会で・・・
6時50分から始まった委員会は深夜11時30まで続きました
昨日、ストップしていた保育所選考委員会が再々開されました。
高石市側の不備でどんどん予定がずれ込んでいるにも関わらず、昨日の委員会では今後の予定が、あり得ない状況で組まれていることが判明。なんと昨日の今日で、今日27日と明日28日で法人の見学に行き、同じく明日の夜に法人のヒアリングを行う、ということになっていました。本来は委員会で決めるべきヒヤリングの日程を市が勝手に決め、あろうことか多数決で決定する、という暴挙にも近い状況でした。
昨年の加茂保育所の委員会の際は、まずヒヤリングがあって、その後に施設見学でした。それも委員会の中でしっかりの委員の予定確認も行われています。資料が手元に来てからヒヤリングまでも中一日は空いてます。それでも資料を読み込む時間はなかった、と聞きました。
昨日の委員会では厚さ20センチにはなろうか、という法人の応募書類が配布されていました。「その資料を明日の朝9時までに読んで法人見学に行けるのか?明後日の夜までに読んでヒヤリングに臨めるのか?どう考えても無理でしょう!」という保護者委員に対しある委員からは「私はこの資料は読みません。先入観を持たない方が良いから。」との発言が。他の委員からも「必要な部分だけを読めばよい」とか「読まなくても見学に行ける」との声がありました。
例えば企業の採用試験で応募書類を読まずに面接することがありうるのでしょうか。これは採用試験と同じくらい重要な、子どもの保育を決める見学とヒヤリングです。施設見学やヒヤリングは採用試験の面接と同じです。書類を読まなくても良いとは、あまりにも酷い。市の日程配分も、応募書類は読まない前提としか思えません。
昨日の委員会では委員長の卜田(しめだ)常磐会短期大学教授は「私はこの日程は厳しいと思う」と仰っておられました。保護者委員の2名も当然、せめてヒヤリングは日程をもっと後ろにするように強く要望しました。しかし、前委員長の菊野樟蔭女子大学教授を含む他の委員は日程を了承し、多数決で決まってしまいました。
小さな子どもを育てている保護者を深夜まで拘束し、何が何でも結論を急ぐという高石市のあまりにも強引なものごとの進め方に、心から憤りを感じた昨日の傍聴でした。