報告会および視察の報告
掛川市はレジ袋有料化でゴミ減量を図っています
議会報告会には多数ご来場いただき、ありがとうございました。今まで資料が足りなくなることなどなかったものですから、用意した数が少なくて申し訳ありませんでした。色々なご意見をお聞かせいただき、また励ましも頂き、感謝しております。
さて、報告会の次の週、10月29日・30日と総務文教委員会の視察に愛知県大府市と静岡県掛川市に行きました。1日目に訪問した大府市では「『健康都市おおぶ』みんなで美しいまちをつくる条例」という条例が議員提案で作られたことについてお話を伺いました。この条例はポイ捨ての禁止、落書きの禁止、指定区間での路上喫煙の禁止などが謳われており、罰金を科すという罰則規定もあります。お話を伺っていて、まちをきれいにすることは素晴らしいことですが、市民に対して罰金を科すべきなんだろうか、ということを考えた視察でした。
2日目の掛川市ではレジ袋の有料化を市内のスーパーなどにも協力頂き、実現されておられます。平成14年度から市民と一緒にマイバッグ運動を進めてこられ、その下地があればこその施策だと感じました。レジ袋は何もしなければ1人年間300枚を消費するそうです。その分のゴミを減量するだけでも大変な効果があります。掛川市では現在のマイバッグ持参率は96%ということで、全国平均の15%を大きく上回っています。行政と企業と市民が一つの目標に向かって協力を努力を積み重ねてこられた様子がよくわかり、我が高石市もこのように市民を信頼した真のパートナーシップを築くことが必要ではないか、と強く思いました。