天女?
コンサルタントに依頼して作ってもらった高石市のイメージキャラクター、だそうですが…。
本日、地域活性化シンポジウムがアプラホールで開かれ、他市町の首長さんや大勢の市民の方々が参加されていました。ロビーや入口には写真のような羽衣天女のマークが飾られ、参加者にはこのマークのストラップが配られました。
ブランド戦略の説明会、というふれこみです。私は以前から何度も言っていますが、今の高石市にはブランド戦略などは必要なく、子どもの育ちを守ること、市民の暮らしを守ることが出来てからの話ではないのか、と思います。1時30分から4時まで、という長時間にわたり、新関西空港株式会社の会長さん、南海電鉄の会長さんの話が続き、その後、市長やブランド戦略アドバイザーが加わったパネルディスカッションでした。アドバイザーは「高石市の規模でブランド戦略などという所はめずらしい!」と言ってました。褒めているつもりでしょうが、私は「不必要なことをやっている」というふうに受け止めました。
お話としては興味深く聞けるところも多々あったのですが、市民にとってのメリットがあるのか、というところで大きな疑問を感じます。前回も書きましたが、高石市はゴミ収集の有料化計画を進めています。国民健康保険料も府内でトップクラスの高額です。公立幼稚園を次々と廃止しています。公立保育所の廃止・民営化も歯止めがありません。
市民生活を圧迫して、市民(子ども)を泣かせて、片方で「ブランド戦略」というのは間違っていませんか。スマートウェルネスシティも然りです。
…そのようなことを強く思った今日のシンポジウムでした。