大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

予算も決算も・・・

2011年09月15日

1000万円もかけて作成しようとしている防災計画が暫定的なものであることが、13日予算委員会での古賀議員の質疑で判明。幼稚園の耐震診断もしようとしない中で、1000万円もお金をコンサルタントに払って丸投げをするのではなく、行政が自分たちの手で計画案を作るよう訴えておられました。そのとおりだと思います。子どもの命を守る幼稚園の耐震化を軽視しておきながら、コンサルタントに丸投げの防災計画を作ろうとしている高石市に対し、信じられない思いでした。 14日も古賀議員の質疑から始まりました。幼稚園の築年数の質問では「今回、耐震二次診断をしない」と言っている加茂幼稚園が一番古いという驚きの答えが。しかも、加茂幼稚園は園児数が一番多い幼稚園です。高陽幼稚園と同時に耐震二次診断をするべき、と仰っておられました。全くその通りです。しかし、行政側の答えは「高陽幼稚園だけ二次診断」というもの。何を考えているのかわかりません。 その後の出川議員の質疑では、7億円をかけて買い戻した土地を保育園用地として民間に「無償で」貸すということが明らかに。財政難で幼稚園や保育所の耐震化も自力でできない、と言っている高石市がなぜそんな無駄なことをするのでしょうか。7億円の土地を無料で貸す、と言えば民間にとっては魅力的な話。なぜ民間には便宜を図って、加茂幼稚園の園児のことは放置なんでしょうか。理解に苦しみます。 本日15日は決算委員会が始まりました。ここでも杜撰な事務処理が次々と明らかに。6月議会で、土地の面積が決算報告書と実測値に2800㎡あまりの差があり、審議がストップしたことは書きました。 http://yamashikimegumi.com/2011/06/10/%e8%aa%bf%e5%81%9c%e3%81%ae%e7%94%b3%e3%81%97%e7%ab%8b%e3%81%a6/ しかし、今回出された22年度の決算資料を見ると総数で70か所の面積の訂正が!!その資料に問題あり、とする出川議員と行政側の答弁がかみ合わず、一時間もたたないうちに休憩に。午後からの審議もなかなか始まらず、結局予定を50分あまり超過した1時50分ごろより審議に入りました。 明日は決算委員会の続きからです。明日は私も質問する予定です。結果はまたご報告いたします。  
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