和泉市役所へ・・・
2011年07月07日
本日は、和泉市へ視察に行かせて頂きました。
議会事務局の方が色々と説明して下さいました。和泉市議会議員の小林昌子さんも同席下さいました。
和泉市議会もインターネットでの中継を平成21年9月より行っています。きっかけは、議会改革(議員定数削減)を求める市民からの要望だったそうです。その声を受け、平成18年4月に議会改革検討委員会を発足。議員定数の削減については意見の分かれるなか、平成20年3月に賛否両論の意見が交わされたのち、2名削減が可決されたそうです。
平成20年9月に議員改選。そののち、映像配信の協議がなされ、平成21年2月には映像配信が決定。財源には、2名の定員減の財政効果分、1200万円×2名=2400万円を使っての実施であった、というご説明でした。
経費は、機器の5年間リース契約で、1年当たり126万。映像配信運用で、1年当たり139万7550円。年間合計265万7550円となり、1ヶ月あたりに直すと、22万1462円ということになります。
和泉市は人口が約18万7千人です。その中で、ライブ中継を視聴した件数は、導入したての21年9月で1日平均2,260件だったそうです。そのうち1/3は和泉市役所内からのアクセスで、自席での進捗状況の把握のための視聴だったようです。これにより、業務が効率化された、ということでした。
ここでも「高石市では委員会はロビーでの音声傍聴です。」と言うと驚かれました。・・・驚かれることに慣れてしまいました^_^;
議会だよりも、議員名を明示の上、一般質問の要旨と行政側の答弁が掲載されています。議員名の明示は、インターネット中継の実施と併せて実施されたということでした。これは議員が内容を書き、行政とすり合わせ、掲載します。全8ページです。インターネット中継をあまり視聴しない方々にとっては、議会だよりが情報源です。高石市も、中身の充実を図らなければならない、と改めて感じました。
7月21日には市民派議員の交流会が高槻市で行われます。そこで議会だよりの比較検討をする、ということで、昨日、高石の議会だよりを送付しました。私は自分を「市民派」と形容したことがないことは、以前にも触れたとおりです。議員が市民派でなければ何派だというのか、と思うからです。しかし、他の市町村の議員さんと交流し、勉強することはとても大切だと考えています。21日は午前中は高石市で墓地議会が開かれるため、午後から参加してきます。
内容については、またご報告いたします。