大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

一般質問

2011年06月22日

6月議会が会期を一日残して昨日終了しました。最終日は、一般質問が行われました。 一般質問というのは、事前に通告しておいた内容について質問することです。質問とそれに対する行政の答えを含めて一人45分、と決まっています。 私は通告通り、3件について質問しました。 一件目は中学校の給食について、です。前日は条例案が否決されたのですが、もともと教育委員会側も生徒や保護者の声を聴く、と言ってくださっていたので、その方法を尋ねました。しかし、専門員(給食に関する学識経験者)の選定をまず行い、その専門員の方の意見を聞いてから決める、というお返事しか頂けませんでした。 さらに、今年の10月に実施計画を府に提出することになっているが、高石中学校、取石中学校の実施時期についても届け出るのか、と聞きました。すると、教育次長から、その二校については平成25年の実施を考えている、というお答えを頂きました。ただ、大阪府への届け出は、まだ具体的に内容についての通知が来ていないので、高石中学校取石中学校分まで提出するかどうかは未定、ということでした。 二件目は、子どもの施設の耐震化および危機管理および施設設備について、を質問しました。幼稚園・保育所に関しては、このブログでも何回も訴えているように、IS値(0,8未満で震度6で倒壊の恐れあり、という数値)が、ほとんどの園で基準を下回っています。一刻も早い耐震化が求められるが、最短でいつごろの実施完成を見込んでいますか、と質問しましたがお答えはいつもと同じ「平成27年までに公共施設の耐震化を90%以上にする、という耐震促進検討委員会の結論に従って進めていきます」との答弁があるのみ。もっともっと危機感を持って急いでください!と申し上げました。そのほか、放射線測定器を高石市として所有しているか、と尋ねました。「消防を委託している堺市に80台ある。」というお返事でしたので「高石市で必要なるときは必ず堺市でも必要になる。80台のうち何台が高石市で使えるのかを確認しておいてください。」と申し上げました。さらに予算委員会でも質問した自主防災組織について、再度伺いました。前回のハザードマップは自治会が広報とともに配布しています。次回のハザードマップは自主防災組織が配布するにしても、自治会に入っていない方への配布方法はどのように考えているのか、と伺うと「これから検討する」ということでした。 三件目は羽衣駅周辺整備及び連立事業についてを質問しました。南海電車が高架化されたあと、その下の土地は15%が市の公共施設などを設置することができます。自転車置き場を設置する、という予定があるということで、その場所などを南海電鉄と交渉しているのか、と聞くと「まだ何もしていない」とのお答えでした。さらに、集会所や自治会館などにも使えるのか、と聞くと「使える」という返答なので、「地元とそのような話し合いはしているのか」と聞くと「していない」ということでした。 お隣の浜寺公園駅、その向こうの諏訪ノ森駅では、堺市と周辺住民と南海電鉄による「まちづくり」に関する打ち合わせなどが活発に行われています。その資料も諏訪ノ森のまちづくりにかかわっている方から頂きました。高石市は「まだ南海電鉄と協議をする時期ではない」とおっしゃるのですが、現に堺市ではすでに色々な話し合いが行われていることを申し上げ、早すぎるということはないので、一刻も早く周辺住民との話し合いを始めてください、と要望しました。 以上の3項目を質問し、私の一般質問は終了しました。 初めての定例会で、五里霧中、暗中模索な日々でした。終わってみれば「もっと出来たことがあったんじゃないだろうか」との思いも浮かびます。7月8月の議会のない時期に、しっかりと勉強したいと思います。 今日から議会の報告を市民の皆様にお伝えできるよう「めぐみ通信(仮称)」の発行準備を始めます。出来上がったらこのブログにもUPします。また、議会報告会も予定していますので、詳細が決まり次第お知らせいたします。 毎回の長いブログを最後までお読みいただき、ありがとうございます(*^_^*)
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