議会改革!?
本日は6月議会の初日でした。
市長の施政方針演説のあと、議案の提案理由の説明があり、本会議は終了。その後、議会運営員会がありました。
その議会運営委員会では、会派の部屋割りが決定。
続いて、継続審議とされていた、傍聴者への議案配布の件の審議が始まりました。議会事務局が阪南地区(岸和田市、泉大津市、貝塚市、泉佐野市、和泉市、泉南市、阪南市)の現状を調査し、報告してくれました。
その中で一番進んでいる、と私が思ったのが泉南市。傍聴席で議案を先着5名に貸し出しています。その他の市では、泉大津市と和泉市が議会事務局で閲覧できる、となっていました。それ以外は情報コーナーなどでの閲覧でした。
私は、泉南方式を取り入れてすぐにでも実施しては如何でしょうか。今まで二年間も継続で審議されてきたのなら、そろそろ結論を出してもよいのでは、と申し上げましたが、現状の資料コーナーでの提供で良いのでは、という声も数件あり、また、市民からの要望もない、ということもあり、一歩も進まないか、と思われました。「市民の声がない、というのは間違いです。実際に私は数年前に議会傍聴をした際、何度も議会事務局に行き、傍聴者への資料配布を求めたことがあります」と申し上げました。
そのようなやり取りの中、以前より資料提供を提案してきた数名の議員から「まずは議長・副議長から市のほうへ、資料コーナーに5部ほど議案を置いておくように依頼して、それが実現したら市民の声を聞きながらより良い方向を探していけば、ということになりました。
これで少しでも議会改革が進むと良いのですが「たったこれ位のこと」と思うようなことでも、なかなか進まない、という現状に前途の多難さを思いますし、期待して下さっている市民の方々に申し訳ないと思います。
インターネット中継に関しては、議場へ導入すると5年間の経費が1200万円~1300万円もかかる、という試算が議会事務局から示され、今すぐには無理ですね、とされてしまいました。これも数年前から議論があったようですので、なんとか進められるよう個人としても調査をしたいと思います。
明日は、午前中に福祉土木委員会、午後から私も所属する総務文教委員会という予定です。