青少年健全育成市民大会

子ども7人に1人が等価可処分所得122万円以下の家庭で暮らす貧困状態、だそうです

今日はアプラ小ホールで開催された青少年健全育成市民大会に出席。てっきり1時半開始だと思って1時過ぎに議会事務局で何気なく「今日は1時半からですよね?」と言うと「1時からですよ!」と言われ大慌て。到着すると議長挨拶の途中でした(^^;)

さて、様々なご挨拶に続き、大阪府教育委員会チーフソーシャルワーカーであり、高石市のいじめ防止対策推進委員でもある大松美輪さんによる講演が始まりました。

子ども支援を進めるための関係機関連携について。これは本当に大切です。表面化している不登校・いじめなどの問題には潜在的で見えにくい根底の問題がある。子ども自身の問題もあるが、虐待などの大人の不適切な関わり、家庭の貧困、保護者の精神的不安定さなど子どもを取り巻く環境の問題も大きい。

2013年に「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が出来、翌年には大綱がまとめられた。また、2017年には学校教育法施行規則が一部改正され、それに基づき学校現場では外部支援員とされてきた心理専門職や福祉専門職が職員の一員として児童と関わることができるようになった(施行規則第65条の3に「スクールソーシャルワーカー(SSW)は、小学校における児童の福祉に関する支援に従事する」という文言が新設)。様々な機関の連携により問題を抱える子どもや保護者を支援することがますます重要になってきている、とのお話しでした。

市役所に戻り、講演だけでは理解しきれなかった部分を教育委員会に尋ねました。それによると高石市では、大阪府教育委員会からの派遣方式でSSWを活用しており、府費だけではまかなえない部分は市費で補っている、とのことでした。市でも力を入れて取組んでいることが分かり安心しました。今後、需要が増えることが予想されるSSWの活用。子どもの生きづらさが少しでも解消し、自己肯定感を育めるような高石市の教育を期待しています。

第108回市民派議員学習・交流会

マイクロプラスチック問題の観点からもレジ袋削減は急がれます

19日(木)に吹田市で開催された第108回市民派議員学習・交流会に参加しました。今回のテーマのひとつがゴミ問題。ゴミへの取組みの先進市とされる吹田市は、プラスチックゴミは燃えるゴミとして処理しています。それはなぜか・・・。プラスチックは多様な用途に適合させるために性質の異なる様々な素材を複合させた「複合素材」です。なのでマテリアルリサイクル(物から物にリサイクル)をするために著しいエネルギーコストと経済コストを掛けて単一素材化させるための分別工程を経ています。高石市のゴミを搬入している泉北環境の処理施設でも、プラスチックゴミは人手による分別工程があります。そこまでしても全国的にリサイクル率は24%しかなく、残りは焼却されサーマルリサイクル(焼却熱を利用して発電や物の熔解に使うこと)をされています。それなら、分別収集せずに最初から焼却処理をする、というのが吹田市のやり方だそうで、なるほどなぁ、と思いました。

もうひとつのテーマが「情報公開について」。吹田市を相手に裁判で情報公開の在り方を問うている弁護士からの報告が大変興味深いものでした。お話しの中でイェーリングの「権利のための闘争」を引用され「闘って初めて権利が獲得できる。闘いを止めたら権利もなくなる」と仰っておられたのが印象的で「私も頑張ろう(^_^)/」と思いました!

そして3つめのテーマが、今回の大阪北部地震の被災地の議員からの報告と意見交換でした。高槻市の議員からは6月18日午前7時58分の地震発生から現在に至るまでの様々な報告がされました。「あらゆる対応が想定通りに動かない」ということです。特に大阪府水道企業団管路が破断したことによる広範囲の断水が起こり、その中で企業団との情報連携の混乱が見られ応援給水車の配置などに課題が残った、との報告は、高石市でも起こりうることだけに、事前に何が出来るのかを考える必要性に気付かされました。

他にも箕面市、吹田市、枚方市からの報告と関西大学社会安全学部の永松教授からのコメントがありました。「日頃からSDG(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)の観点を持って準備・行動をすること」が大切、だそうです。むー、なかなか大変そう。まずはSDGを調べるところからスタートです!

 

稚魚の放流

ヒラメ、見えますか?

昨日は朝から高石漁港で稚魚の放流をする、というので開始時間と聞いていた10時に間に合うよう、9時45分頃到着すると「もう終わりましたよ」と職員さんから声が掛かりました。暑さによるセレモニーの中止は聞いていましたが、開始時間の変更は知りませんでした。

当初は幼稚園児による放流が予定されていましたがこの暑さなので中止することになり、漁協関係者の方々と市の担当者とで早々に放流したとのことでした。

仕方が無いので、まだ浅瀬の砂地に留まっていたヒラメを撮影して帰って来ました。ヒラメとアコウとチヌを放流したそうです。羽衣小学校の校歌に「茅渟の浦和」という歌詩があります。大阪湾のことだそうです。昔は茅渟(クロダイ)が多く採れたんでしょう。大きくなって戻ってきてくれたら嬉しいですね(茅渟の稚魚も泳いでたんですが、小さすぎて撮影は出来ませんでした。メダカ位の大きさでした)。

 

クロロプレンゴム

FRPとともにクロロプレンゴムの名前が

今日は堺市の長谷川議員、高石市の出川議員と共に三井化学に行ってきました。6月21日に発生した火災事故について、その後の検証結果などを伺うためです。

6月28日付で三井化学工場長より高石市長宛に事故報告書が提出されました(議長宛に市長から届いたのは7月9日でした)が、その中に燃焼物質として「クロロプレンゴム」がありました。これは燃えるとダイオキシンが発生する物質です。

私はその件が一番気になっていたので、どの程度燃えたのか、ダイオキシンの発生についてきちんと把握しているのか、と質問しましたが、その点に関しては今後調査する、との回答でした(燃えたのは少量、との回答だったのですが”少量”とはどの位かが不明です)。

私が調べた範囲では、ダイオキシンは疎水性(水には溶けにくい)ということで、プールの水に影響が及んだとは考えにくいのか、とも思いますが素人判断ですので、三井化学からの報告を待ちたいと思います。

そして、火災について記した6月30日のブログで「なぜ、燃えることが分っているFRPを切断するのに炎での溶断を選んだのか」という疑問を呈しましたが、その回答は「当初の申し合わせではグラインダーでの切断を予定していたが、下請け会社が発注者である三井化学に報告せずアセチレン溶断(炎での切断)に工法を変更した。水を掛けながら溶断すれば大丈夫と判断したようだが、結果的にはそれが誤りだった」という概要でした。大きな会社なので、なかなか各部署の連携が大変なんだろうか、と思いながら伺っていました。

発注者・元請け・下請けそれぞれの会社に、工事についての危険性の認識に甘さがあったのではないかと思います。今回は爆発なども起きず人的な被害も無かったとのことですが、今後の事故防止の観点からも、社内・社外との連携を密にして「知らなかった」ということでの事故が起こらないようにして頂きたいです。

教科書展示会

クーラーもないし網戸もない・・・

昨日は、高陽小学校の隣にある教育センターでの教科書展示会に行って来ました。来年度、中学校の道徳が教科化されます。そのために、中学校の道徳の教科書の選定が行われるのです。そもそも私は道徳を教科にすることには反対です。道徳的な規範を身につけることは必要です。でもそれは、国語や体育や芸術などの教科教育の中で、あるいはクラブ活動など普段の学校生活の中で教員の言葉がけや振る舞いで生徒に示すべきものです。理解が進まない生徒や授業に参加しない生徒に対する先生の態度を、周りの子どもは見ています。叱り飛ばすだけ、抑え付けるだけ、あるいは無視する、などの指導ではなく、なぜ理解が進まないのか、なぜ授業に気持ちが向かないのか、というところにまで心を砕いた指導をすることが、すなわち道徳教育になるのではないでしょうか。

 

とはいえ、教科書選定は行われます。なので、暑い中ですが頑張って教科書を読み比べてきました。

いじめに関する記述が気になるところですが、一番(悪い意味で)驚いた教科書の教材は・・・『いじめをして相手が自殺してしまった場合・・・「少年院に2年くらい入らなければならない」「その後、地元に帰っても周囲の冷たい視線が待っている」「多ければ1億円以上の賠償金を一生払い続けなければならない。破産手続きをしても犯罪の賠償金は免除にならない」』・・・と書いてあるものです。

いじめがなぜアカンのか。それは、相手の安心・自信・自由を奪うからだと私は考えています。学校に安心して通える。自分に自信を持って過ごせる。誰とでも自由に交流できる。このことが、いじめられることで全て失われます。

教員を始めとする周りの大人は、子どもが「いじめないこと」「いじめられないこと」を教育の目的とするのではなく、「いじめを容認しない考え方を身につけること」を目的とした教育を行っていただきたいと願います。そうしないと、大人に見えない場所でのいじめ(SNSなどでのいじめ)は無くならないと思います。

冒頭紹介した教科書のように、罰を持ち出して「いじめないこと!」というのは、その対極にある教育です。そのような教科書が選ばれることのないように意見を書いてきました。

今回は教科書に関心のある友人も一緒に行きました。去年も書きましたが、今年もクーラーも無い、網戸も無い部屋で、持参した団扇(←去年学習した)でパタパタ扇ぎながら、蚊に刺されて(←去年学習したのに虫除けを忘れた)かゆさと闘いながら1時間半ほど教科書を読みました。他市では図書館で教科書展示をしている所もあります。せめて、クーラーの効いた部屋でゆっくりと読み比べたい、と切実に思います。これも去年に引き続き意見として書き添えて来ました。そもそも教育センターは耐震化も出来ていない施設です。子どもたちも来る施設なのに。このことも議会でずっと指摘しているのに全く改善されません。本当に子どものこと、教育のことを大切に考えてるの?と思ってしまいます。