ボランティアフェスティバル

演奏をバックに撮って頂きました。音♪をお聴かせできず残念!

議会の合間の土曜日、ボランティアフェスティバルの開会式に出席させて頂きました。式のすぐ後に高石高校吹奏楽部の演奏が♪外部講師として指導を始めて今年で10年になるクラブです。主に夏の定期演奏会の指揮をするので暫く行ってなくて、久しぶりに部員達の元気な顔を見られて嬉しかった(*^_^*)。

フェスティバルでは市内の数多くのボランティア活動の報告などが展示されていて、素晴らしい取り組みが紹介されていました。このような活動を支援していくことが行政の役割だと思います。国の補助金があるから、と次々と新しい事業(“我が事まるごと”など)を取ってきて現場に押しつけるのは間違っている、との思いを強くしました。

問題の「我が事まるごと」。他人事を我が事として捉えて地域で困っている人を助ける、と耳に心地よい言葉が並びます。厚労省のサイトには「様々な課題を抱える住民(生活困窮、障害、認知症等)を自治会・ご近所・PTA・老人クラブなどで支え、住民主体の問題解決を図る」とあります。でも、私も含め住民には相談に応じる技術もなければ、適切な機関へ紹介する為の情報もありません。

しかも、困り事の当事者にしてみれば、ご近所に知れることも嫌なのではないでしょうか。市は「本人の了解を得てから情報共有する」と言いますが、それは市のすべき仕事を「まるなげ」しているだけだと私は感じます。

全国に先駆けて試験導入する高石市。報告書を携えて厚労省にも出向くそうです。市長の手柄のためにボランティア現場は東奔西走、という訳ではないでしょうが、もっと今ある活動を大切に育てる行政運営を望みます。

市長ファースト?

予算審議が続いています。実は高石市議会では恥ずかしながらインターネット中継がありません。たぶん大阪府内、いや全国でも珍しい議会だと思います。

その大きな理由は、議場のカメラがデジタルカメラではないということです。今回の予算でようやくデジタルカメラへの更新ができますが、委員会室へのカメラ設置も議会は求めていたのに市長は予算を付けませんでした。額にして約50万円。

理由は「財政難」だそうです。経常経費にもマイナスシーリングを掛けろと予算編成方針には書いてありました。しかし、市長が推進する施策は現状維持かプラスの予算です。「二人の副市長を維持。一人1,700万円×二人分」「我が事丸ごと2,700万円」(地域住民の困り事を地域で解決する施策。そんなことを地域に任されても困ります)、「シーサイドフェスティバル800万円」(賛否はありますが、浜寺公園の花火などです)、「健康のまちづくり協議会8,430万円」(健康ポイントやイベントなど。8,000万円以上もの税金を掛ける必要ないのでは?)。

このように市長が「これ」と思う施策には多額の税金を投入し、市民の知る権利を保障するための予算50万円は「財政難」という理由でカット。こんな市長ファーストな予算には納得できません。委員会室では時に市長がヒートアップする姿があります。その姿をインターネットに公開したくないのか、と勘ぐってしまいます。

明日も予算審議は続きます。ロビーでの音声傍聴しか出来ませんが、もし市役所に立ち寄られた際、お時間があれば聞いてみて下さい。資料は3階の議会事務局横にあります。

市長の退職金は4年で約2,088万円

今日は私の所属する総務文教委員会でした。「一般職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について」という議案は人事院勧告(国家公務員の一般職の給与を民間の基準に合わせて改定するように、という勧告)に準じて高石市の一般職員の給与も改定する条例です。今までは何故か特別職(市長・副市長・教育長・議員)の給与も改定する条例が一体化されていたので、私はずっと反対してきました。

今回は特別職の分は入ってなかったので賛成しました。

職員の給与は上がりますが退職金は下がる条例でした。参考までに市長の退職金を聞くと「1期4年で約2,088万円」とのこと。3年前もこの金額でした。子ども医療の中学生までの拡充は「財源がない」と大阪府内で最後になるまで実行しないのに、と思ってしまいます(今議会で6月1日から中学生までに拡充する議案が提出されていて今日の委員会で可決されました)。

今日の他の議案のひとつは、ふるさと村廃止条例。これは年々利用者が減少していること、施設の老朽化と併せて土地の賃貸借契約が25年目の今年度末で終了することなどを考慮し廃止する、というものでした。残念ですが代替施策を求めて賛成しました。もうひとつの議案は、東羽衣駅にエレベーターを設置する工事の入札に関するものです。落札率が99.9997%(予定価格3億3358万1000円に対し落札価格3億3358万円)だったこともあり、そして3者入札したものの、辞退1者・失格1者だったこともあり、募集と入札についてルールと経緯の説明を求めました。私の質問は終わりましたが、明日はこの議案の続きの審議から始まります。

この議案審議で総務文教委員会は終了し、次から予算委員会です。明日は補正予算の審議をする予定です。

条例に基づかない保険料の徴収が・・・

議会の初日と二日目は福祉土木委員会でした。予定では二日目で終わる筈でしたが、週明けの月曜日も続きます。私は委員ではないので傍聴していました。

時間が掛った理由は、平成29年度の介護保険料が条例に基づかない金額で徴収されていたことが1月下旬になって判明したことにあります。これは重大なミスです。保険料の徴収というのは行政処分です。それが法(条例)に基づかずに行われているというのは、およそ行政機関としてはあり得ないことです。しかも、間違っていたのは介護保険条例第4条第1項第12号、すなわち条例の本文です。にもかかわらず、今回の議案第6号介護保険条例の一部を改正する条例では「附則」にその部分の修正が含まれていました。

附則で改正するというような姑息な手段では無く、一旦議案を取り下げて新たに条例で対応すべき、との声が複数の委員から上がり調整のために休憩に入りました。しかし「合理的な根拠が無い」ということで結局取り下げられる事なく審議が続行され、採決。可否同数となった為、委員長裁決に。現状維持の原則(現状の変更になる議案に賛否同数になるということは、積極的に賛成する者がまだ半数を超えていないのであるから、しばらく議決を控える(現状を維持する)ことが望ましいとする原則)から照らせば「否」となるのではないか、と思いましたが、永山委員長は「可」と表明された為、可決となりました。

今までも合理的な根拠が無いと思われる議案の取り下げは幾度もありました(←この2つのリンクの取り下げ議案についての理由は「諸般の事情」。何の合理的な根拠も示されませんでした!)。

なんだかスッキリしない幕切れで議案第6号の審査は終了し、そこで時間切れ。月曜日は冒頭に全員協議会が予定されていますが、続いて福祉土木委員会が再開されるということになっています。

いじめ防止対策推進委員会を傍聴しました

平成29年度第2回いじめ防止対策推進委員会を傍聴しました。ブログ、SNSで見たよ、と2人の知人が一緒に傍聴。今回も各分野の専門家である委員からは活発な意見が出ていました。

教育委員会からは、いじめの件数が減っていることが報告されました。委員から理由を問われて「各校のいじめ対策委員会で認定した数値は減っているが、一旦受理はしたが認定しなかったものも多くある」と答えていました。委員からは「受理件数と認定件数の双方を挙げてはどうか」と提案されていました。私も同感です。

さらに教育委員会からは、府教育庁で発表したという教員の様々な取り組みや、取石中学校が府の生徒会サミットで議長役を務め提言をまとめたこと、校区の小学校とも連携していることなどが紹介されていました。素晴らしい取り組み・成果だと思います。しかし一方で「いじめはどんなことがあっても許されない」と考える児童生徒の割合が全国平均より低い、すなわち高石市の子どもたちは、いじめを許容する考えを持っている割合が全国平均より高い、という傾向も報告されました。これはここ数年続いています。このことは以前より何度か私も議会で取り上げています。このことは非常に問題であると私は認識しています。

先日のブログにも書いたとおり、いじめが起こらないような環境を作るためには、子どもたちに社会的な力をつけるしか道はなく、その基礎になるのが「いじめは許されないこと」という共通認識です。「高石市の子どもたちは何故この意識が低いのか」について委員の先生方のお力も借りて分析して欲しいです。地道な取り組みが何よりも求められる「いじめ防止」。現場の先生方には、子どもの様子を注意深く見守り「対等な関係性が築けているかどうか」を見極める力を身につけて頂きたい。そして子どもたちが自己肯定感を育める教育環境を作って頂きたいと強く思います。