大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

市長、その発言は事実ですか?

2021年09月23日

【表は山敷作成。人口は大阪府発表の人口推計より転記】

昨日で議会終了!最終日の一般質問は市長の酷い言動で質疑を妨げられ、本来準備していた内容の質疑応答が出来なかったことは残念でした。

冒頭、コロナ感染での自宅療養者と、濃厚接触者となるその家族に対する支援を質問。現在高石市ではネットスーパーの「利用料550円」の支援だけ(こちら)ということで、ネット利用できない人は対象外。市民みんなが安心して自宅療養・自宅待機できるように堺市や泉大津市のような仕組み(こちら)を作ってほしい、と要望だけして次の質疑に移ろうと思ったら…。答弁を求めていないのに市長が「議長!議長!!答弁させて下さい」と何度も自席から不規則発言。挙句の果てに「答弁させなさいよ!!!」と命令口調(゚д゚)!驚きました。この動画の27:30~ご覧ください。はっきりと聞き取れます…。

その後も、教育委員会に対して私が「発熱での欠席連絡に対してはPCR検査を勧めているか」というに質疑をしても何故か市長が登場。聞いてもいないことを長々と答弁。38:05には、あまりにも質疑と違う長々とした答弁に、議長に対して「議事進行」を申し出た私に、市長は「よく聞きなさい!」「よく聞きなさい!!」「あなたが聞こうとしてないから困ってるんだよ!」「答えてるんだから最後まで聞きなさいよ!!」と命令口調。そしてその勢いのまま「(保健所とも密接に連絡を取り合ってきた)。だから高石の陽性者の発生率は他市に比べて非常に低いんだっ!」と怒鳴り声(38:46~)。

しかし、これは事実ではありません。昨日時点で高石市民の人口1万人当たりの陽性者数は179人。府内33市の中で上から12番目。阪南8市の中では泉大津に次いで2番目に多いのです。何をもって「陽性者の発生率は他市と比べて『非常に』低い」などと言えたのでしょうか。

事実と違う答弁をして問題はないのでしょうか。その後に訂正もないまま、議会は閉会しました。

結局45分間の質問時間のうち合計10分以上を市長に使われてしまいました。

…職員さんとは事前に時間を使って綿密に打ち合わせをしていたし、きっと答弁を考えるのに時間も労力も傾注して下さっていただろうに、と思うと申し訳なかったです。

質問時間の最後40秒を使って市長に「今回は委員会でも本会議でも市長の態度は目に余るものがあったので、今後は気を付けて頂きたい」という主旨の要望をして終わりました。

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