学習会報告2

1月29日の学習会報告の続きです。午後からのテーマの1つめは介護保険。1997年に介護保険法が成立し、2000年4月に施行。この前提には「高齢社会」があった、と講師の富田林市議吉年ちず子さん。「高齢化社会」と「高齢社会」は違う。高齢化率が7%を越えた1970年に既に「高齢化社会」と言われていた。その2年後に有吉佐和子の「恍惚の人」が上梓され介護が社会問題に。1989年には高齢者保健福祉推進のゴールドプラン制定(その後、新ゴールドプラン・ゴールドプラン21と続く)。1994年には高齢化率が14%を越え「高齢社会」到来。1997年の介護保険法成立の後、2005年・2014年・2017年にそれぞれ法改正。現在は、2021年度にスタートする第8期介護保険事業計画を各市町村で策定中なので、議員として第7期計画で始まった「総合事業」の実施状況の把握と検証などが重要。というお話でした(ものすごく要約)。

吉年さんが所属しておられる会です

午後からの2つめのテーマは「会計年度任用職員」。1994年の328万人をピークに2016年には274万人となった地方公務員。一方で非正規公務員は64万人に達しています。正規職員が減らされた分の仕事を非正規の方々が担っていることがわかります。この非正規公務員の待遇が「官製ワーキングプア」と言われるほど厳しいものであることを受けて、国が地方公務員法などを改正し待遇改善を目指したのが「会計年度任用職員」なんですが、多くの問題が指摘されています。

高石市の現状(昨年4月時点)では、正規職員が343人、非正規職員が205人(+再任用短時間25人)となっています。今年の4月から導入される「会計年度任用職員」について、待遇面で改善されることはボーナスが出ること、昇給すること、などが挙げられます。しかし、ボーナスが出ても月給が下がる(年間の手取り額は変わらないが、生活は困難になるとの声が出ている)ことや、職の整理により仕事を失う人や役割が限定される人も出ることが懸念される、ということが学習会で講師から指摘されました。

2月21日から始まる次の議会では、正規・非正規に関わらず、市民の生活に密着して仕事をして下さる公務員の方々が安心して職務に取り組めるよう、高石市では具体的にどのようになるのかをしっかりと確認しようと思います。

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