鳥取県庁と米子市役所へ

24日(木)は鳥取県庁、25日(金)は米子市役所に議会運営委員会の視察で行ってきました。鳥取県庁では1999年から8年間の片山知事時代に、全ての議員からの職員への要望などを記録し公開する、という取組みが始められました。また片山氏は図書館の重要性を説かれ、県庁に図書室を作られました(私は以前、堺市で開催された片山氏の図書館についての講演に参加し、感激したことがあります)。今は議会図書室と一緒になって司書が2名常駐し、レファレンスにもきちんと対応できるのが素晴らしいと思いました。議会改革としては議会基本条例を2012年に制定し、特に議員の調査活動の条文では知事等に議員からの資料要求への対応義務を明記。調査活動を担保していることが特徴的でした。行政も積極的に情報提供する姿勢だそうで、羨ましい限りです。また決算特別委員会を通年設置し、新年度予算への反映を図るために12月に改善事項の指摘を行っているとのこと。これが出来ると事業の検証などが適切に行われ、議会として、決算から予算への繋がりが図れます。また議員間討議も行われており、会議録としても公開されています。高石市議会でも採り入れたい仕組みです。さらに鳥取県議会では手話通訳を実施しています。年間予算約300万円とのことで、別室で同時通訳し、映像に入れ込んでいるそうです。予算面・設備面での課題はありますが、これも高石市でも採り入れたいと思いました。

鳥取県庁にて。とても使いやすそうな図書室でした。

米子市役所では、やはり議会基本条例が2014年に制定され、2017年度には議会運営委員会に於いて検証も行われました。条文に対する現状を振り返ることで課題に気付くことが出来る、とのことでした。高石市では議会基本条例の制定はしていませんが、議会改革推進会議での協議は具体的に進んでおり、インターネット中継も始まりましたし、議会のウェブサイトへの議案の掲載、議員の質問事項の掲載など、少しずつですが前進しています。また、米子市では総合計画、総合戦略などについて立案の段階から常任委員会・全員協議会で報告を受け、質疑をして意見を述べ、それを基に計画案が見直され、修正後に再度常任委員会へ報告される、とのこと。次期総合計画は戦略と一本化する、との説明も受けているということでした。さらに成果の検証についても質疑し議員として確認しているということで、高石市も総合計画・総合戦略などの行政計画や様々な事業計画については積極的に議員に説明し、意見を取り入れ、また検証についても時間をとって丁寧に説明をして頂きたい、と思ったことでした。

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