龍谷大学へ

素敵なキャンパスでした

20日(土)は龍谷大学大宮キャンパスで開催された「子どもの権利から体罰を考える」講義に参加しました。国連の子どもの権利条約委員会委員の大谷美紀子弁護士による講演とワークショップでした。国連で子どもの権利条約が成立したのが1989年だったのに日本が批准したのは1994年。158番目だったそうです。日本では「子どもに権利を教えたらわがままになるからアカン」という思想があった、とのことです(私は、今でもそういう考え方をする人が居るような気がしてます・・・)。また、大谷先生は条約第29条に感動したそうです。そこには簡単に言うと

1,子どもの人格・才能・能力を可能な限り引き出すこと

2,人権・基本的自由・平和の尊重を育成すること

3,多様性を尊重すること

4,平和・寛容・両性の平等

5,自然環境の尊重

が謳われています。その観点から体罰を考えると「体罰は人格を傷つけ、人権や多様性を否定、平和や寛容からは程遠い」ということになります。子どもを「従わせるもの」として捉えるのではなく、「権利の主体」として考えなければならない。体罰は暴力によって子どもをコントロールする、ということ。物事を理解させるための方法とはなり得ないということを家庭でも学校でも認識すべきです。

とは言っても後を絶たない体罰や虐待に対して、私たちは何ができるのでしょうか。ひとつは加害側の大人にきちんとフォローすることが挙げられると思います。非難して罰して終わりではなく、暴力に拠らない子どもとの関わり方を教育する必要があるでしょう。また、教員養成課程に於いて子どもの人権に関する深い学びを採り入れることも有効です。社会の気運として体罰を容認しないことも重要でしょう。

そして、子ども自身に「あなたには暴力を受けない権利がある」ということを分りやすく伝えたいです。「学校でも家庭でも安心して自信をもって自由にすごせる権利があるのよ!」ということを。

というようなことを考えた有意義な一日でした。

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