良寛さん

厚かましくも会の冒頭で音楽家クラブの宣伝をする私(^^;)

16日(金)は、高石在住の良寛さんの研究者、吉井和子先生による講座が中央公民館で行われました。吉井先生は朝日カルチャースクールなどでも講師を務めておられ、その際の講義も聞かせて頂きましたが、とても分りやすく良寛愛に溢れた素晴らしい内容でした。今までも数回にわたり高石市内での講座が開催されており、私は可能な限り出席してきました。昨日は「書簡に見る良寛像と漢詩」というテーマで、良寛さんがあちらこちらに出された書簡から当時の暮らしぶりなどが克明に分かり、とても興味深いものでした。

講義の後半は文政11年(1828年)11月12日に新潟で起こった地震(三条大地震)についてを描写した漢詩について教えて頂きました。この地震は烈震とも言える大規模な災害で、死者1600名、倒壊家屋13,000軒、焼失家屋1,170軒との記録が残っているそうです。

「日日日日又日日  日日夜夜寒裂肌  漫天黒雲日色薄  匝地狂風巻雪飛」と始まる漢詩によって、良寛さんは自然の恐ろしさ、しかし自然に順応するしかない人々の無力さを表現しておられるように私には思えました。老荘思想にも影響を受けているということで、老子の「人は地に法り、地は天に法り、天は道に法り、道は自然に法る」という言葉も紹介されていました。

残念ながら講義の途中で退席しなければならず最後までは伺えなかったのですが、今回も本当に充実の内容で心が洗われる思いがしました。

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