大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

避難訓練

2018年11月08日

暑い中、頑張って歩いて来ていました

11月5日に高石市の避難訓練が行われました。私は特に小学生の避難訓練について、実際に避難する場所で保護者への引き渡し訓練も行うよう、今まで何度も求めてきましたが、今年もそれは実行されず、鴨公園に来た学校もそのまま引き返して行きました。また、羽衣小学校は加茂小学校に避難し保護者へ引き渡す、との答弁を昨年12月に頂いていて、今年の6月にも改めて「引き渡し訓練は実際に避難する場所で行うように」と要望したにもかかわらず、今回、羽衣小学校は新公園への避難訓練でしたし、引き渡し訓練は羽衣小学校での実施だったようです。

東日本大震災、熊本地震、それぞれの被災者からの体験談を直接伺う機会がありました。いずれも「訓練以上の事は本番では絶対に出来ない」と仰っていました。高石市でも是非とも災害時マニュアルに定められている場所への避難と、避難先での引き渡し訓練を実施して頂くことを、改めて強く求めます。

今回、鴨公園で高石小学校の児童が防災ずきんを被って避難してくる様子を拝見しました。高学年の児童が低学年の児童の手を引いて、暑い中きっちりと避難してくる様子に感心しました。が、市長が講評(?)にハンドマイクを持って駆けつけ、最後に「ばんざーい」と言ったのは耳を疑いました。避難訓練で何故「万歳」なのか。聞くところによると、高石中学校の生徒の前でも「万歳」と言ったとか。何が嬉しいのか。何に対して万歳なのか。津波を想定した避難訓練で万歳を叫ぶことに強い強い違和感を感じました。

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