研修に来ています

ワークショップでは他市町の議員と様々に議論をしました

今日から一泊二日で滋賀県にある全国市町村国際文化研修所に来ています。内容は「防災と議員の役割」。常々、災害が起こったときに議員として出来ることは何だろう、市民から期待される役割、行政から期待される役割はあるのか、との思いを持っているので、何かヒントがあるかもと参加を申し込みました。北は北海道から南は佐賀県までの76人の議員が集まっての研修です。

高石市議会では既に大規模災害時の対応について、行動指針を定めています。それには「側面支援の原則」が掲げられており、災害対策で混乱の極みにある行政に議員が個別に直接アクセスすることはせず、議長に情報を集約することが定められています。

今日の講義は「地域防災力を向上させるために」と「平時の防災と議員の役割」。演習も含む大変興味深いものでした。今、全国的に財政健全化の名の下に行政職員が大幅に削減されています。高石市でも阪口市長の「平成15年度当初603名から、平成29年度当初見込み355名に正職員数の削減を中心に、一般会計においては約61億円から約35億円へと約26億円の削減を図ってきました」という施政方針に示されているように正職員は激減しています。このような状況で大災害が発生すると、少ない職員に膨大な量の経験したことの無い業務がのしかかります。東日本大震災の際は、ご遺体を安置するまでの様々な作業(とても辛い作業)に職員の手が取られ、避難所運営には中々関われなかったそうです。

そこで、地域防災力の向上が必要になります。避難所を住民が自ら運営し、支援物資や人員が到着するまでの発災後3日間を乗りきらなければなりません。『リスクマネジメント、クライシスマネジメント、という言葉があるが「マネジメント」というのは上手くいく仕組みのこと。災害が起こる前は「リスクマネジメント」に充分に取組む必要がある。訓練していないことは絶対に本番には出来ない。釜石の奇跡も、何度も訓練し中学生が自分たちで考え行動することに取組んでいたから実現できた。』と、釜石での防災指導に取組んでおられた鍵屋一講師が力を込めて話して下さいました。

また「もしも1ヶ月以内に90%の確率で大地震が起こるとしたら何をする?」と問われ、その気持ちで防災に取組むことが大切、とのお話しでした。熊本地震の支援にも長期にわたって関わられ「福祉避難所の重要性」についても力説されていました。特に熊本では震災での直接死50人に対し、避難中などに亡くなる関連死は205人だったそうです。

その他、書き切れない位の多くの学びがありました。明日も講義や演習が続きます。しっかり学んで帰ろうと思います。

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