泉北水道企業団

後ろにチラリと見えるのが緩速濾過池です。

昨日は泉北水道企業団の信太山浄水場へ施設見学に行かせて頂きました。

今回初めて派遣議員となったので、同じく初めての二瓶議員と共に担当者の方から各施設についての詳細な説明を頂きながら見学しました。

泉北水道企業団、というのは聞き慣れない方も多いと思いますが、昭和30年代初めに自己水の確保に苦労していた高石市(当時は町)・和泉市・泉大津市が「光明池の(農業用水の)余剰水を活用させて頂こう!」ということで水道用水供給事業として立ち上げた企業団です。

現在では市内の水道水の75%は琵琶湖・淀川を水源とする大阪広域水道企業団から受水し、残りの25%を光明池を水源とする泉北水道企業団から受水しています。

泉北水道の浄水の仕組みは「緩速濾過」といって、砂や砂利を敷いた濾過池での生物浄化により水をきれいにしています。ゆっくりと浄化することで味も良いと言われています。また水の単価も1㎥(1,000ℓ)あたり57円20銭と、広域水道の75円と比べて安いのも特徴です(緩速濾過の反対は急速濾過。これは凝集用薬品により水中の濁質を凝集させ沈殿させる濾過方法)。

さらに、広い敷地(159,742.1㎡)には緑も多いのですが、水道用水貯留池を擁するため農薬などは散布されておらず、多くの昆虫などの生物が生息するとのこと。環境にも優しい浄水場だと感じました。

問題は、昭和39年(私と同い年!)に送水を開始して以来、老朽更新や耐震化工事などの大規模な改修がなされていないので、施設の老朽化が進んでいることです(私も同じく老朽化・・・(T_T))。

しかし、ひとつの水源が何らかの事情で使えなくなった場合にも対応できるようにと二次水源の確保が推奨される中、泉北水道の果たす役割は大きいと思います。今後の高石市の水道事業の行方が注目されます。今年3月には「高石水道事業ビジョン」も策定されています。高石市内の水道基幹管の耐震化も余り進んでいません。災害時に水が出ない、というのは本当に困ります。重要なライフラインの水道について充分な対策が取られるよう、要望していきたいと思います。

 

 

 

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