大阪府高石市 市議会議員 山敷めぐみ

山敷めぐみ(高石市議会議員)

誠実な答弁をお願いしたいです

2016年03月08日

7日の予算委員会では、高石駅前のアプラの3階に保育所送迎ステーションを1,250万円の市税を投入して作る予算について質問。高石市内に保育施設は10カ所もあります。わざわざアプラ3階に子どもを連れてきて、そこからバスで各保育所に送り届けるサービスは必要ないと思い、ニーズ調査はしたのか、と質問しましたが、それには答えがありませんでした(たぶん調査はしてないと思います)。部長の答弁は「子育て世代の呼び込み策として試行する」というもの。でも呼び込み策になるとは思えません。

さらに私は「試行期間はいつからいつまでか」と訊きました。部長からは「最速で7月から8月のスタート」とスタート時期しか答弁が無かったので「年度末までか」と重ねて訊いたところ、市長が答弁を始めました。関係のない話が長々と続いたので、委員長が「質問は”試行はいつまでか”ということなので(的確な答弁を)」と取りなして下さったのですが「施行期間が終われば本格実施をするということです」という的外れな答弁。仕方がないので「いつから本格実施ですか」と訊くと「試行が終わってから」・・・。堂々巡りです。委員長に「委員長、酷いと思います、この答弁!」と訴えたところで暫時休憩に。

休憩中も市長と強い口調での応酬がありました。市長には誠実な答弁をお願いしたいです。

ところで、昨年12月に市長は千葉県の流山市に視察に行ったそうです。「母になるなら流山市」というキャンペーンで有名な市で、子育て世代の流入が続いています。そこで大入り満員なのが「送迎ステーション」です。でも、流山市は行政への市民参加が最も進んだ市のひとつです。「市民参加条例」もあり、大切な施策を決定するときは必ず市民の意見を広く聞いています。いろんな条件が高石市とは違いすぎます。そのまま施策を輸入して上手くいくとは思えません。なぜ、目立つことだけをしようとするのか。地道な取り組みで市民の満足度を上げることが、長い目で見て市の魅力を高めることに繋がるということを、明日からの予算委員会でも主張しようと思います。

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